6-0
まさかこんなに点差がつく試合になるとは…
試合前、川崎の守備を考えると5失点で済めば良いほうと冗談で言っていたが、それ以上の結果に…
シーズン中の川崎とシーズンオフ+時差ボケのドルトムント
接戦した良い試合になると考えていた川崎ファン及びJリーグファンの希望は脆くも崩れ去る。
去年までJリーグ勢がACLで勝てなかった理由は、リーグ戦での過密日程のせいだと信じていたが、ただ単に弱いだけだったのであった…
解説のセルジオは、事前準備として川崎もドルトムントの試合もあまり観ていないだろう。だがドルトムントのポジショニングサッカーの妙(たとえば両CBがワイドに開きSBを高い位置に張らせる)と、川崎のDFラインでのパス回しの距離感の悪さを指摘していた。
しかしもう1人の解説者の中田浩二は、川崎のイージーミスという一言で片付けるのであった。
そうプロであったとしてもほとんどの日本人は問題を解決する頭を持っていないのだ!
結局は個々の技術や根性論で片付ければ何とかなると思っている節がある。
はっきり言って技術だけならば試合全体でも大島がNo. 1だと思うし、日本でプロになった選手でさらにポゼッションを得意とする川崎の技術レベルが格段に劣っていたわけではない。
問題は自分の技術を発揮出来るポジショニングが出来ているかどうか?
先日のシンガポール戦での日本代表とリンクする点が多いため掘り下げる。
上記の図は、クロップ監督時代のポジションに応じた選手の動きである。(青が攻撃時、赤が守備時)
簡単にポイントをまとめると、
攻撃時はいかにグラウンド全体を使えるか?
守備時はいかにコンパクトに守れるか?
となるのではないかと思う。
ポゼッション時において川崎は
両CBの距離が近いためそれに従いSBも深い位置を取らざるを得なくなる。そうなるとボランチ含めた6人は深い位置を取っている事になり、縦パスの選択肢はFWないしはWGに限られてしまい、完全に後ろに重い布陣になりバックパスが多くなってしまう。
反対に
ドルトムントは両CBがワイドに開き(間にアンカーが顔を出す)、SBを高い位置に張らせる。
この時点で縦パスの選択肢はドルトムントが2人多い。
そしてコート全体を広く使う事により、相手ディフェンスがコンパクトに守れない状況を作っている。
シンガポール戦の日本代表は、川崎と同じでCBの距離感が近く、ボランチも高い位置を取っていたためSBが高い位置に張れず中央からの攻めを繰り返す事に。
さすがにブロック作りコンパクトに守備が出来る状態であれば、いくらレベルが違う相手でも1試合を無失点で終わる可能性はある。
そこを簡単に崩すためにサイドを広く使う必要があった。
または中央からの攻めにこだわるのであれば、それに対応する技術を持つ選手を揃えるべきである。
まずはそこの4バック時のポジショニング技術、戦術理解度をあげる事が世界に近づく第一歩だ!
一方コスタリカ戦での手倉森監督率いるU22代表は、
どちらかといえばドルトムントの形に近い、サイドチェンジを多用しSBの果敢な攻撃参加から得点を奪っている。
その中心はキャプテンでボランチの遠藤航だった。
クレバーな選手がいれば世界と闘える!
まずは戦術理解度の向上を‼︎
俯瞰した目を!
サッカーは考えるだけで、上手くなる事も可能だ‼︎