
------------ ゲーム紹介 --------------
弟とそのガールフレンドとスポーツの試合に向かう途中、道に迷ったことが信じられない悪夢の始まりとなった。立ち寄った怪しげなガソリンスタンドで、足元の格子越しに地下に閉じ込められている女性に助けを求められた。しかしその直後に背後から襲われ、気がつくと一人部屋に閉じ込められていた。どうにかその部屋を脱出して囚われていた女性を見つけたが、そこに二人を襲った謎の男が現れた!ゴーストタウンと化した不気味な町を探索して弟たちを探すうちに男の正体、そして男が狂気に駆られた理由が徐々に明らかになっていく。果たして、この恐ろしい悪夢には終わりが来るのだろうか?
〔英題:Phantasmat: Town of Lost Hope〕
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<自己評価>
ボリューム (普通)
難易度 (普通)
満足度 (普通)
<感想>
シリーズの6作目ですが、過去作とは全く繋がりのないストーリーなので、この作品のみプレイしても問題ありません。
今回は給油の為に立ち寄った寂れた町でサイコパスに狙われてしまうという、なんともホラー映画のようなストーリーです。
とは言っても怖い描写はありませんので、ホラー系が苦手な方でも大丈夫です。
反面、ホラー好きには物足りない仕様です(´・ω・`)
寂れた町が舞台なだけあって、ロケーションも登場する小物も不気味なものばかりで、グラフィックは満点をあげたくなるくらい陰湿な雰囲気が出ていたんですが、主人公があまり動揺せずに淡々と進めてしまうせいか緊迫感が薄く、全く怖くなかったのが残念です。
ストーリーも中途半端だったと感じましたね。
あまり書くとネタバレになりそうなので自粛しますが、このストーリーならもう少し見せ場を上手く作ってくれたら名作になれたのに・・・という展開でした。
ビジュアルが良く出来ているのにもったいないな~というのが率直な感想です。
4時間弱でクリアしたのでボリュームは普通かな。
所持アイテムの使用場所が分かりやすいので、プレイモードを簡単なものにしてしまうと短く感じるかも知れません。
アイテム探しは色んなタイプが登場し、マッチ3ゲームに変更することも可能です。
発生数は少なめですが、たまに見つけにくいアイテムもあったので難易度はそこそこ感じられると思います。
パズルの発生数は普通です。
こちらは簡単なものから手強いものまで様々ありました。
解くのが面倒なものも多かったですね(;^_^A
ストーリーは本編でスッキリ完結しています。
ボーナス章は本編主人公の弟のガールフレンドに変更され、本編と同時進行のストーリーです。
なのでロケーションは本編とほぼ同じでした

1時間かからずにクリアしてしまったので、ボリュームは少なめだと感じました。
CE特典はアワード、コレクション、コンセプトアート、壁紙、サウンドトラック、ムービー、アイテム探し&パズル&マッチ3の定番物の他、製作スタッフ紹介とコンセプトアートを映像化したようなビデオ、各ロケーションに飛んで指定アイテムを見つける「秘密の部屋」があります。
コレクションはボーナス章にも隠れており、ボーナスコーナーにて再取得が可能です。
ホラー系を期待してプレイしたせいもあり、ガッカリ感が強くて低評価になってしまいましたが、ストーリー自体は及第点かなぁ・・・端折られている部分も目に付きましたが(^_^;)
ボーナス章は特にプレイしなくても問題ないストーリーだったので、このゲームの購入を検討されている方にはSEの方がオススメです。
ただパズルの解き方が分からなくて攻略ガイドを参考にしたことが数回あったので、あまり悩まず進めたい方はCEの方がいいと思いますよ!
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--- ファンタズマ シリーズ ---
1作目 ファンタズマ:ダムの底に消えた町 ※英語版でCEあります
2作目 ファンタズマ:雪崩に消えた町 CE / SE
3作目 Phantasmat: The Endless Night CE / SE ※日本語版なし
4作目 Phantasmat: The Dread of Oakville CE / SE ※日本語版なし
5作目 ファンタズマ:仮面に隠された素顔 CE / SE
6作目 ファンタズマ:絶望の町 CE / SE
--- このシリーズのレビュー記事 ---
ファンタズマ:ダムの底に消えた町
ファンタズマ:雪崩に消えた町
ファンタズマ:仮面に隠された素顔