そこで、シリーズ化しているものを一つずつ取り上げて、どのようなタイプかなど、自分流にまとめていこうと思います。
※個人的見解がかなり含まれています。ご了承ください。
再編集:2017/1/3
グリムテイル:クリムゾン・ホロウの超ネタバレはコチラ(ページ内リンク)
~グリムテイルシリーズ~
〔作品〕
1作目 グリムテイル: 消えた花嫁 CE / SE
2作目 グリムテイル:呪いの遺産 CE / SE
3作目 グリムテイル:願いの代償 CE / SE
4作目 グリムテイル:石の女王 CE / SE
5作目 グリムテイル:血まみれの鏡 CE / SE
6作目 グリムテイル:復讐の誓い CE / SE
7作目 グリムテイル:恐怖の色 CE / SE
8作目 グリムテイル:最後の容疑者 CE / SE
9作目 グリムテイル:運命の糸 CE / SE
10作目 グリムテイル:継承者 CE / SE
11作目 グリムテイル:クリムゾン・ホロウ CE / SE
開発会社:Elephant Games
ゲーム一覧
〔シリーズの特徴〕
このシリーズはアンナ・グレイという名の女性が主人公で、毎回、親族を助ける羽目になるストーリーとなっています。
1作目は妹、2作目は妹家族、3作目以降は甥や姪を助けることがメインになります。
回を追うごとに登場人物も歳を重ね、シリーズを通してプレイすると親族の成長も見られます。
※11作目から、グレイ家の血を引く者を探す話に変更されました。
非現実的な世界が舞台になる事が多いんですが、ホラー色は強くありません(例外あり)
カテゴリ:アイテム探し
〔登場人物〕
主人公はたとえ相手が悪魔とも戦える強い女性。
6作目復讐の誓いから突然過去にタイムトラベルできる超能力者になる。
8作目最後の容疑者で名前が「アンナ・グレイ」と判明。
他にシリーズ通してのキーパーソンとも言える親族がいる。
( )内は登場する作番。※端役の場合は省略
主人公の妹:ルイーザ(1、2、3、7) → すぐ姉に頼り、自分で解決しようとしない甘ったれ
ルイーザの旦那:ジョン(1、2、3、7) → イケメンだけど悪人面
ジョンの兄or弟:アレクサンダー(9) → ジャッキーの親で事件に巻き込まれ命を落とす
アレクサンダーの妻:ナタリア(9) → 上と同じ
甥1:ブランドン(3、4) → ルイーザの子供
姪1:ジャッキー(5、7、8、9) → 両親の死後ルイーザ夫妻の養子になる
甥2:ジェームズ(6、7) → 一応親族扱いだが、苗字が「グレイ」ではなく「マクグレイ」
姪2:エリザベス(6、7) → ジェームズの妹
父:リチャード(1、10、11) →アンナ(主人公)とルイーザーの父親

〔レビュー〕
シリーズの中で1番楽しめたのはダントツで4作目のグリムテイル:石の女王です。
1~3作目とは作風が変わっているので前の方が好きだった方もいると思いますが、自分的には4作目が超ヒット

そして好きなシリーズだったんですが、主人公がタイムトラベラーになった6作目あたりから興醒めしてしまいました(´・ω・`)
1~3作目でも過去に行く事はありましたが、悪魔や幽霊など非現実的な存在の力を借りていたから出来た訳なので、どうしても超能力者設定に違和感があります。
だけど強引な設定もあるものの、1作目からストーリーが繋がっており、新作をプレイした後に過去作をプレイすると面白い発見があったりするので、このシリーズは終了するまでプレイし続けていくんだろうなぁ・・・
そろそろキレイに完結して欲しいという希望もありますが(;^_^A
2016年12月に11作目クリムゾン・ホロウの日本語版がリリースされました!
今度は新たにブラック家というのも登場し、更に話が複雑化していきます

大幅に路線も変更されたし、主人公のアンナは若返っちゃうし、これからは「グレイおばさん」が活躍する話ではなく、「アンナお姉さん」が怪奇事件に挑んでいく事になるんでしょうね。
作品毎のレビュー
グリムテイル:消えた花嫁
グリムテイル:呪いの遺産
グリムテイル:願いの代償
グリムテイル:石の女王
グリムテイル:血まみれの鏡
グリムテイル:復讐の誓い
グリムテイル:恐怖の色
グリムテイル:最後の容疑者
グリムテイル:運命の糸
グリムテイル:継承者
グリムテイル:クリムゾン・ホロウ


グレイ家の謎に迫ります!
プレイする前に知ってしまうと面白さが半減してしまうようなネタバレも含まれているので、1作目から10作目のグリムテイル:継承者までプレイされた方か、ネタバレでもいいからグレイ家について知りたいという方だけご覧ください。
~グレイ家の人々~
ここにある画像はクリックすると大きいサイズで見られます。
①9作目運命の糸に付いてたグレイ&マクグレイの家系図

9作目にしてようやく謎だらけのグレイ家の家系図登場!
だけど、なぜか全作で命を張って戦ってきたアンナが抜けています

あと4作目石の女王に出てきたストービルの町長「オリバー・グレイ」は、ブランドンの叔父という設定だったのでジョンの兄弟だと思うんですが、①の家系図に出てこないって事は何か意味があるのか、忘れられているのか、どっちなのでしょう(´・ω・`)
②10作目継承者に出てくるパズル(家系図の右下にアンナの写真あり!)

10作目でやっとアンナの顔が判明!小さすぎてよくわからないけど(^_^;)
だけど美人のルイーザと双子という設定なので、恐らく美人なんでしょうね。
※アンナとルイーザが双子というのは1作目の1作目消えた花嫁で語られています
アンナ&ルイーザの父「リチャード」は1作目と10作目に登場します!
リチャードの上にいる二人の女性は、こちらも1作目と10作目に登場する双子だと思います。
双子はアンナの姉にあたりますが、恐らく異母姉妹だと思います。
ゲームには登場していない人物が結構いますが、今後正体が明らかになるのでしょうか!?
~どうでもいい独り言~
女の子の双子はいるし、アリスターとかエマとかミステリー事件簿(レーブンハースト)の主要人物と同名がいるのが狙いだったら面白くなるのにな~と思いましたが、単なる偶然でしょうね

~作品の舞台~
このシリーズは洋館がメイン舞台になる事が多く、どれも似た佇まいなので同じ場所なのかと思っていたら違った事があったので、自分用のまとめに一覧化します。
1作目 アンナの実家(ルイーザのみ居住)
2作目 グレイ城(ルイーザ夫妻の新居)
3作目 グレイ城から引越しした新しいジョン&ルイーザの住みか
4作目 ストーンビルという町
5作目 ジャッキーがいる寄宿学校
6作目 マクグレイの城
7作目 グレイ城(違うかも

8作目 アンナの家
9作目 過去に行ってばかりなので不特定(ジャッキーの家も登場)
10作目 グレイ城(主はブランドン)
11作目 ブラック家の屋敷
~グレイ一族の謎~
一番の謎は主人公であるアンナ・グレイ。
複数の作品で舞台となっている「グレイ城」はアンナの義弟であるジョン・グレイのもの。
つまり本来、赤の他人であったグレイ一族の呪い等に巻き込まれてしまう訳ですが
疑問その① なぜアンナの姓が「グレイ」なのか
アンナは独身だし、9作目の家系図でルイーザは結婚したことで「グレイ」の姓を名乗ると説明されているおり、アンナの姓が「グレイ」であることの説明が今のところ全くない。
アンナ&ルイーザ姉妹の姓が元々「グレイ」だっただけ、という見方も出来ますけどね(^_^;)
10作目で父親からアンナは親族を見守っていくように、と諭されるんですが、妹と甥なら血が繋がっているので理解できるけど、それ以外はほっといていいのでは!?と思うんですが・・・
疑問その② アンナとマクグレイ家の関係
グレイ家と枝分かれしたマクグレイ家(上にある家系図①を参照)
6作目に、このマクグレイ家の血筋であるエリザベスとジェームズの姉弟が登場しますが、血の繋がりが無い遠縁のアンナを「おばさん」扱いしてる。
伯母ではなく、単なる親戚の「おばさん」なのに馴れ馴れしすぎ!
疑問その③ その他いろいろ
・アンナはタイムトラベラーとなる血筋であることが10作目で判明。じゃ、妹のルイーザは?
・グレイ城の入口にアンナの祖父の銅像があるのは何故?←10作目
他にもありますが、たくさんありすぎて全部書くとえらい長文になってしまうので割愛。
~ネタバレまとめ~
シリーズの5作目まではアンナが妹家族のピンチを救うという単純なストーリーでしたが、6作目でタイムトラベラー設定になったあたりから混沌としてきました。
全作を通してプレイしてみると矛盾がないように作られているように見えますが、辻褄が合わない点も多いので、これらの疑問点が解消される作品が出て欲しいものです。
新たな疑問点や解消した事などがありましたら、このページに追記しますね(^-^)/
〔2017/1/3 追記〕
11作目ではアンナとリチャードが協力して捜査をするんですが、リチャードがやたら「グレイ家」に拘っている事から、自分の中でこう結論付ました。
ジョン(ルイーザの夫)もアンナも家系を遡れば同じグレイ家の人間である!
初期の作品からみるとかなり湾曲する設定になりますが、そう考えないと話が更に辻褄合わなくなってくるので割り切る事にしました(;^_^A
【閲覧注意】グリムテイル:クリムゾン・ホロウの壮絶ネタバレ!
※グリムテイル:クリムゾン・ホロウをプレイする前に読んでしまうと不幸になりますので、これより下は本作を既にプレイ済みの方、もしくはプレイする気が全く無い方だけご覧ください
2016年12月30日にシリーズ11作目グリムテイル:クリムゾン・ホロウの日本語版がリリース!
そこではシリーズファンとしては驚きの展開が∑(゚Д゚)
なんと!
「グレイおばさん」として様々な親族を助けてきたアンナ・グレイですが、11作目では若返ってしまいました(10作目時点で推定年齢50歳くらい)
しかも!
今回はドリアン・ブラックという神秘的な雰囲気を持つ男性が出てきます。
いつも味方(?)といえば親族ばかりだったので新鮮に感じました。
まぁ、生きてるのか死んでるのかすら怪しげな人物ではありますが、相手はイケメンだし独身同士だから付き合っちゃえばいいのに・・・と思いながらプレイしていました。
そこで!
ボーナス章ラストで、驚きの展開!
アンナとブラックが結婚してしまいました∑(゚Д゚)
このシリーズを制覇してきた者としては思わず
アンナ、おめでとー

と言わずにはいられませんでした。
なお、ボーナス章では次回から主人公が変更されるかも!?と思える終わり方をしていたので、アンナを中心としたグレイ物語は本作で終結かと思ったのですが、第12弾のベータ版プレイ動画(タイトル:Grim Tales: Graywitch)を見たら、どうやらアンナの活躍はまだまだ続きそうです。
さて、次回はどんな話になるのか。
次回作がリリースされるのが楽しみです♪