盛岡特産品ブランド認証商品に「繭クラフト 盛岡の四季・石割桜」がある。

小岩井農場の一本桜の繭クラフトの商品もあるとのこと。

繭クラフトは、ずいぶん前から知っていたし、作品をいただいたこともあったのだけれども、「岩手にしかないもの」を作品にして販売するというセンスが斬新だなと思う。

自分のアイディアが広く認められるというのは、素敵なことだと思う。

岩手を変えるのは、よそから来た人なのかなと思っていたのだけれども、土着(私はこの言葉が好き)の人でも岩手を変えることのできる人はいるのだなとわかった。



今日は、雨が上がって、黄砂も気にならないほどのクリアな景色が広がっている。

雲が真っ白でまぶしいところと、濃い陰影のところと、山の緑の濃淡の境界線がくっきりと際立って見える。

緑の空気をたくさん吸って、少し頭の中もクリアにしよう。

春というには、緑が深くなった。

本当に目にしみるような色なのだ。


午後7時を回っても、空はまだ遥かで。

鋭く痩せた月が私を見下ろしている。


日差しはまだら模様に木々の葉やぬるい風と冷たい風の隙間を縫うように降り注ぐ。

必ず抜け道があるのだ。


もうじきニセアカシアの甘い香りが立ちこめるだろう。

花の香りは、いつも私の心を捉える。



桜の木の葉が大きさと厚みを増して、緑色が濃くなった。

雨が何度も降った5月だけれども、雨が降るごとに街の緑色は美しい彩りを見せてくれる。

今の時期は、いちばん季節の移り変わりが激しいのかもしれない。

花も木々もあっという間にその姿を変えていく。

滝のようなしだれ桜の花も散り、つつじの明るい色が緑の街には鮮やかだ。

岩手山の雪も溶けて白い筋のようになっている。

田んぼも水をたたえているところが増えてきた。

季節の移ろいに逆らわないで、雨をよけたり、日差しをよけたりしながら、自然に身を任せるように暮らしていければよいのにと思う。


盛岡市内の桜は、落花盛んという状況だろうか。

桜吹雪を求めて、自転車を走らせてみたけれども、ピンク色の桜のじゅうたんがアスファルトに広がっているだけで、桜の花はまだ半分ほどは残っているところばかりだ。

緑が濃くなって、季節が動いていると感じる。


ぼんやりとした晴れ。

青い空はなかなか見えない。

洗濯物を取り込んだすぐあとににわか雨。


夕方ごろにようやく白い雲が見えてきた。

太陽は輪郭がぼやけたオレンジ色。



sky


とても気分がよい連休なのは、桜が長く咲いているからだろうか。

ちょうど桜の咲き始めが寒く冷たい風が吹き、みぞれまで降ったものだから、今のあたたかさが心地よい。


桜を愛でながら、車を走らせる。

久しぶりにCDを聴きながら、車の窓を開けて、気分よく運転できた。


アップルロードからの風景は、岩山からの風景よりもっと盛岡が身近に見えて気に入っている。

今日は山際がぼんやりとかすんでいた。

太陽もかすんでいたけれども、入り日の頃になって、急にオレンジ色に輝きだした。

自転車で行く人も、夕日の方を眺めながらペダルをこいでいた。

携帯で写真を撮っている人もいた。


今日の夕日は今日だけのもの。

だから、機会は逃さないこと。

逃したら、同じものには二度とめぐり合えないと思っていた方がいいのじゃないだろうか。




sunset

盛岡は桜が見ごろになった。

今日はすっきりと青空が広がり、気温も上がり、冷たい風も吹かず、とてもよい花見日和だったと思う。

街中の桜は、今がピークだと思うのだけれども、厨川の方はこれから咲きそろうようだった。

いつも気になっていた岩手牧場が一般公開されていたので、立ち寄った。

正門から続く桜はまだまだつぼみだった。

広がる牧草地と岩手山と青空が美しかった。

こんな岩手が好きだ。


今日は夜の桜も美しい。

何番目の月かわからないけれども、月と桜も絵になると思う。

限られた期間に咲く花は精いっぱいだから美しいのだろう。



sakura5

この風で早く咲き出した桜の花は散り出して、緑色の葉が目立つ。

つぼみの桜もあるから、これからが桜のパワーがピークを迎えるのだ。

春に咲く花は、力強い気がする。

冬を越えてきたからだろうか。

春に咲く花に元気をもらおう。

花屋に咲く花でなく、青空の下で風を受け、太陽に向かって咲く花に。


頬に吹く風の冷たさがやわらいで、桜の花も順番に咲き出してきた。

桜は、数時間のうちにずいぶん花開くものなのだなと、1本の木を見て思った。

まるで生き急ぐように。

ひっそりと美しく咲く桜が見たい。

それにはタイミングも必要。


モクレンの木は、まっすぐに伸びていて、見ていてすがすがしい。

桜の木は、まっすぐに伸びたら桜ではなくなってしまうのだろう。

誰でもまっすぐがよいわけではないのだ。


日差しが暖かくて花が咲けば、人は外に出てくる。

そんな単純なことなのだと思う。



石割桜が咲いたらしいのだけれども、歩道から見ても私の視力では花が見えなかった。

それよりも隣に咲いている梅の花に目が行く。


沈丁花と赤いモクレンは、色合いがよく似ているなと思った。

春の風が強いので、外を歩けば、ところどころで花の香りが楽しめる。

いつも通る道端の桜のつぼみも日ごとに色づいてきていて、花が咲くのが楽しみだ。


盛岡の4月は意外と寒い。

桜の花が咲く頃は、まだまだ風は冷たくて、脱ぎかけたコートのボタンを留めてしまうのだ。





2~3日前ほどから、梅の花が咲いているのが遠くからでもわかるくらいになってきたように感じる。

まず花の香りを感じるのだ。

そして、ふと香りがする方に目をやると、梅の花が咲いているのだ。

見えなくても感じることができる、存在を知らせることができるのは、素敵なことのように思う。

黄砂のせいかもしれないけれども、山の色もピンクがかって春の気配。

桜のつぼみも緑色。


人だかりにならなくてひっそりと咲く桜の美しいところはないだろうか。

意外と盛岡には私が気に入る、立ち止まって観賞できるような桜の咲くスポットがないのだ。

桜の花はフェロモンを出していると先日ラジオで言っていたけれども、植物の生気は人を元気にしてくれそうな気がする。

桜の季節は、桜の花の力を全身に浴びよう。