ずっと曇っていたり、雨が降ったりという梅雨らしい日が続いていて、岩手山がしばらく見えなかった。

今日は久しぶりに岩手山が見えたけれど、すっきりしない感じ。

それでも、あまり気持ちがどんよりと沈んでいかないのは、なぜだろう?

沈む時は何しても沈むから、今は調子がよいのだろう。

曇り空の向こうは青空だと信じられるから。


ゆり、ひまわり、あさがお、あじさい。

夏の花の色も鮮やかで涼やかだ。

秋の虫の声が聞こえ、ひまわりの花を見つけ、吹く風の冷たさを感じ、季節の時計がずれているのかもと思う7月の終わり。

そう、夏のような7月。




降りそうで降らなかった雨が降ってきた。

空気はひんやりと冷たいのに、歩くと蒸し暑い。

こんな日は、どんな飲み物が似合うだろうか。

甘くないさっぱりしたもの、冷えすぎないものがいいかな。私には。


不思議なことに、今年の梅雨は、過ごしやすいと感じている。

暑さが苦手な私には、ちょうどよい加減なのかもしれない。

だけど、7月後半に肌寒さを感じるようでいいのだろうかとも思う。

岩手の夏は本当に短いのだ。



ホテル小田島の1階にファミリーマートがオープンしたので、立ち寄ってみた。

私はホテル小田島やレストラン日影門に訪れたことはないのだけれども、中央通の風景のひとつとして私の中には位置している。

現在は中央郵便局がある場所には白百合学園があった。

ここには1度だけ訪れたのだが、確か木造校舎だった記憶がある。


ホテルのコンビニだからか、お土産菓子のコーナーがあり、南部鉄器の風鈴のコーナーもあった。

お客さんも割と入っていたのだけれど、今まではどこにいた人たちなんだろうと思う。

居場所を作れば、必要な人はやってくるものなのかもしれない。


さんさ踊りの練習の太鼓の音が、蒸し暑い雲に吸い込まれていく。

空に響く太鼓の音が聴きたいと思った。



あまり七夕という感じがわかないのだけれども、梅雨の晴れ間という今日は、久しぶりに霧だとかもやもやしたものだとかが晴れて、遠くの山々も美しい緑色の姿で、ちょっと気持ちも晴れた。


紫陽花。

菜園の近くだっただろうか。

どこかの家の庭先に咲いている青い紫陽花がきれいだった。

街角のあちこちの紫陽花をみると、どうも花が小ぶりのような気がする。

岩手にはあまり紫陽花は似合わないかもしれない。

私はやはり桐の花が美しいなと思う。


短冊に願い事を書いた最後は、いつだっただろう。

叶った願い事もあれば、叶わない願い事もある。

叶った願い事を握りつぶしてしまったこともある。


それでも。

今が幸せならばそれでいいと思う。

せめて、不幸でなければいい。


雫石の町の中。

商店街のメインストリートは、よしゃれ通りというらしい。

雨が降り続くせいか、歩く人の姿は見えない。

傘を差してまで歩く必要性とか魅力とか、ないのかもしれないと思う。


国道46号線を走っていると、やっぱりイオン方面に引っ張られてしまうよねと思う。


雫石は美人の産地とか。

京美人の系統を引いているのだそうだが。

(そういえば、壬生義士伝の主人公の妻は雫石出身という設定だった)

リアルで雫石出身という人には、なかなかお目にかかることがない。

高校時代は、雫石から盛岡に通う人が何人かいたのだけれど、確かに雫石美人の典型のような人もいた。


「しずくいし・田沢湖 Artte(あるって)」というフリーペーパーを手に取る。

雫石のイメージは、私としては、温泉、小岩井、スキーで、観光地という捉え方しかしていないということに気がついた。

しかも、歩いて楽しめる観光でないものばかり。

雫石駅にはまだ行ったことがないのだけれど、雫石駅をスタートしてどこへ行けるかなと思う。



空梅雨なのか、思ったほど雨が降らない気がする。

同じ降水量なら、夜間とかあまり生活に支障がない時間帯にまとめて降って、日中は降らないでくれると助かるなあと思う。

昨日のにわか雨は想定外だったのだけれど、私はうまく雨をかわすことが出来た。

同僚は、外に自転車で出ているときにちょうど降られて大変だったらしい。


昨日と今日の違いは、湿度だと思う。

湿度が高くないと日差しさえ心地よい。

朝から岩手山も見えて、久しぶりだなあと思う。

しばらく霧や雲に隠れて姿が見えなかったから。

雪も消えて、夏の装いだ。


もうこのまま夏になってしまっても構わないと思う穏やかな暑さ。

気温もそれほど高くなく、湿度もそれほど高くなく、風もそれほど強くなく。

太陽はまぶしくて、雲は白く湧き上がる。

こんな夏なら、私は好きになれるのにと思う。

6月の今頃はこんなに気持ちのよい気候なのだったか。

ただ、岩手山は雲に隠れてしまっていて、山の向こうは梅雨空なのかと思う。


梅雨だというのに、傘がいらない天気が続く。

今日は、夏になる3ページ前くらいだったかな。と思わせる日差し。

6月の晴れた日は、空が白んでいて、空気もかすむ。

まだ、「暑いですね」という挨拶にはならない、夏至の翌日。

そろそろ、日傘が似合う季節。

午後7時半の雲は、少し夏に憧れた白色をしていた。

何故だか、夏が待ち遠しい。

6月の空を見上げて思ったこと。

昼が一番長い日を楽しみにしていた。

だけど、空は白く霞むばかりで。

ぼんやりした明るさの中で、中途半端な気持ちを抱える。

確かに、午後7時を回っても空は夕方のように明るかった。

でも、私が見たかったのは、青い空が夜に変わる昼の一番長い日だった。

私の心にも霞がかかって、物事がよく見えないように、ぼんやりとしながら夏の足音を待つ。

今日は夏日だったようだ。

15日に梅雨入りしたあとの晴れ間は、白く明るくて蒸し暑くて、風が強かった。

暑いのかな。

だけど、夏の日には遠い。

日差しが5月よりやさしい気がする。


心がささくれるような言葉を意図的に投げつける人は、自分の心がささくれ立っているせいなのだろうと、私は思うことにしている。

そしてそれは、バーチャルだから平気で出来ること。

リアルでそこまでする人は多くないだろうから。