[横浜市都筑区木村泌尿器皮膚科院長日記]
 

人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香(か)ににほひける

 

紀貫之。土佐日記の作者。

日記文学の創始者。

歌に添えられた詞書(ことばがき)から人とは宿の主のこと。

しばらく来てくれませんでしたね、と言われ、

梅の枝を折ってこの歌を添えて返した。

文章をすらすら書ける人だったのか?

というのは、この歌が紀貫之のものと覚えるための私の勝手なコメント。