佗(わ)びぬれば今(いま)はた同(おな)じ難波(なにわ)なる
身(み)をつくしても逢(あ)は(わ)む(ん)とぞ思(おも)ふ(う)
元良親王は陽成天皇が廃位させられたあとに生まれた子。
恋の相手は、上皇の御息所。
その女性の父親は天皇に嫁がせようとしたが、
上皇が奪って御息所にした。
陽成天皇の次に天皇になっていたかもしれない男と、
天皇の后になっていたかもしれない女の、
人生の歯車が狂った男女の恋。
佗(わ)びぬれば今(いま)はた同(おな)じ難波(なにわ)なる
身(み)をつくしても逢(あ)は(わ)む(ん)とぞ思(おも)ふ(う)
元良親王は陽成天皇が廃位させられたあとに生まれた子。
恋の相手は、上皇の御息所。
その女性の父親は天皇に嫁がせようとしたが、
上皇が奪って御息所にした。
陽成天皇の次に天皇になっていたかもしれない男と、
天皇の后になっていたかもしれない女の、
人生の歯車が狂った男女の恋。