旅！
佐賀の銘酒『鍋島（なべしま）』を醸す富久千代酒造さんが手掛ける、1日1組限定の酒造オーベルジュ『御宿 富久千代（ふくちよ）』へ。 九州旅、前記事はこちら☆
鍋島は、2011年にIWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ）のSAKE部門で最高賞を受賞するなど、国内外から高い評価を得ている銘柄。
日本酒と食事をゆっくり楽しめる空間をと、2021年5月にオーベルジュをオープン。
酒蔵近く、佐賀県鹿島市、肥前浜宿地区（ひぜんはましゅく）にある築200年の古民家を改築し、ラグジュアリーな空間で、鍋島をゆっくり堪能できる贅沢なお宿に。
ミシュラン三つ星日本料理店で修業した料理長の『草庵 鍋島』でお食事のみの利用も可能ですが、お宿が素敵なので宿泊がおすすめ。
宿泊者は、普段非公開の酒蔵見学も可能です。
贅沢で、最高の滞在になりました♪
佐賀県鹿島市、肥前浜宿地区（ひぜんはましゅく）は、江戸時代から酒や醤油の醸造で栄えた町。
現在、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている酒造通りや周辺には、今でも酒造がいくつかあります。
今回宿泊した『御宿富久千代』は、酒造通りにあります。
かやぶき屋根が特徴の古民家は元々醤油を製造していた蔵だそう。
老朽化した建物を街の景観を守るために大分から職人を呼び、当時の姿に修復したそうです。
入るとすぐに、素敵なフロントとギャラリーが。
趣のあるカウンターは、酒造に用いる絞り機。
まだオープンしたばかり、たくさんのお祝いのお花も飾られていました。
所々に器や調度品が飾られていて、まるで美術館にいるような、うっとりする空間です。
奥がお食事処、入って左手が宿泊専用。
お部屋へ。ここから、全て貸切です。
古民家に、センスの良い和洋のインテリアが調和していて素敵。
中庭を眺めながらゆったり気分に。
寝室は、2部屋あるので、4人まで宿泊できます。（今回は2人で）
お部屋の中にも素敵な調度品、美しい。
こんな素敵なライブラリーで、
ゆっくり音楽を聴きながら本を読むことも。
天井の梁も素敵です。
ライブラリー脇の階段を上がると、
屋根裏部屋的な空間に、隠れ家的なもう一つの寝室。
水回りなどは、モダンに改築されているので、快適さも兼ね備えているのが嬉しい。
ダイソンのドライヤーやアメニティも。
こんな素敵な空間を１棟まるごと貸し切りできる贅沢。
茶室もあったり。
とても私の雑な写真では、、わかりにくいですが、、（笑）
素敵な空間ばかりなので、食事だけでなく、宿泊した方がいいと思います。
素敵な旅の始まりにわくわく。
そう、こちらの宿のお楽しみ、普段非公開の酒蔵を宿泊者限定で見学させていただけます。
今回、富久千代酒造3代目、社長の飯盛氏にご案内いただきました。
途中、酒造通りを案内していただきながら。
趣のある土蔵造りの建物は一部中を見学できたり、昔ながらのお漬物づくりを見学させていただいたり。
皆様、とても温かで親切で、感動。
酒蔵は、お宿から5分程の場所にあります。素敵なギャラリーが併設。
酒蔵は、普段は非公開、直接は購入もできないので、国内外から訪れる日本酒ファンのため、ギャラリーを作ったそうです。（ギャラリーでは、試飲、販売はしていないとのこと。）
入口には、鍋島がずらりと、圧巻、美しい！
こちらのギャラリーは歴史ある酒蔵の建物の一部を改築したもの。
グッドデザイン賞など数々の賞を受賞、建築としても高い評価を受けています。
ここから奥にある、非公開の酒蔵へ。
イラストを用いた冊子をみながら、酒造りを一から丁寧に説明していただき、すごく勉強になりました。
手間とコストがすごくかかっているのがわかります。
酒蔵の中心には、ガラス張りのお部屋が。またまたお洒落。
試飲もさせていただきました。
器が趣味というご夫妻、京都や各地で、買い付けた1点ものの器やオールドバカラなど数々の素敵な器が、、
飾るだけでなく、実際にその器で、鍋島をいただく贅沢。
飯盛社長に、とても熱心にご説明いただき、そのこだわりと日本酒の奥深さを実感しました。
丁寧にご説明いただいたので、お部屋に戻ったら、もういい時間、お食事は『草庵 鍋島』で。
ミシュラン三つ星日本料理店で修業した若き料理人のお料理と鍋島のペアリングを楽しむことができます。
最高の滞在になりました！
宿泊は1日1組限定、日本酒好きな方は是非、早めの予約がいいかと。
すぐに予約取れなくなりそうです。
御宿 富久千代｜公式｜酒蔵オーベルジュ (fukuchiyo.com)
美味しい夕食や朝食など、旅の続きはこちら。
皆様、素敵な週末をお過ごしください！
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