定期テスト結果にビクビクしている生徒。
それは“努力が足りなかった生徒”なんだよ。
努力が足りなかったから、ビクビクしなければならない。
自覚があるから、コソコソしなければならない。
学校ワークを10周以上やった彼・彼女たちがビクビクしているかい?
コソコソしているかい?
違う。
きっと今日も明日も、普通に早くから自学に入り、
普通に授業を受け、
普通に自学をして帰っていく。
堂々としているのは、努力を積み重ねた自信があるからだ。
「やっても上がらない」?
では聞こう。同じ時間、同じ環境で、なぜ君は彼女たちより努力が少なかったんだい?
それで本当に“努力した”と言えるのか?
そもそもね。
「努力した」なんて、自分で言う言葉じゃない。
他人から認められて初めて努力なんだよ。
彼女たちに聞いてごらん。
「努力できた?」と。
必ず返ってくるのは、
「この部分をもっとやるべきでした」
この返事だよ。
努力している人間に、「ここまででいい」なんて発想はない。
だから10周もやれるんだ。
君にとって1周2周が“限界の努力”。
彼女たちにとって10周は“まだ足りない努力”。
もし君が10周やっていたなら、結果を聞かれる事にビクビクするかい?
しないよね。
ビクビクしているのは、自分でも手を抜いたと知っているからだ。
同じ時間。
同じ環境。
なのに生まれた“大きな勉強量の格差”。
それを広げたのは誰?
そう、君自身だ。
だから君は今、ビクビクしているんだ。
堂々と出来ないんだよ
