9割の生徒が全てを追うのは無理。

 

麻布学院では毎日塾という形態をとっているので、受験勉強(模試・実力テスト)と定期テストの乖離がほとんど無い。

 

定期テスト勉強は定期前に集中する事で点数を取れる生徒の方が多い。

 

例えば、新中3生で一番今のところ点数が高くない生徒でも

 

定期テスト427点 模試370点

 

その1つ上の生徒の場合

定期テスト431点 模試397点

 

 

上位校が点数的には狙える位置にいます。

 

 

 

ここまでは大丈夫。

 

 

保護者様の中にこれ以上を求める方がいます。

 

例えば中高一貫校ではないのに高校生範囲を入れて欲しい。

首都圏難関私立高校受験対策をして欲しい。

 

 

これが冒頭に書いた9割の生徒無理であるという要求です。

超先取りで中学生範囲まで終わらせる事は出来ます。

 

ハッキリ言うと余裕。

中3生の春。遅くとも中3生の夏前には全員がそこに達しているでしょう。

 

上位クラスであれば今の時期にほとんどの生徒が中3生範囲の数学・英語は終えています。

 

麻布学院はどんどんそれを奨めて行く塾なので中1生で体系数学の幾何・代数両方とも終えている生徒も多いです。

 

オンライン生にもその道を進んでいる生徒がいます。

 

 

ですがそれ以上。

高校生は範囲を入れる。

首都圏難関校対策をする。

 

この2つと定期テスト・公立受験勉強の3つをすべてこなせる生徒はほとんどいません。

 

 

 

今年慶応女子に合格した生徒。

宮城教育大学附属中の1位を獲得していた生徒です。

小学生で英検2級を取り順風満帆。

 

ですが夏から慶応女子に進路変更。

この生徒の能力的に、器用さが無いので何かを犠牲にするしかない。

そうでなければパンクしてしまいます。

 

保護者様と夏に激論の結果、定期テストを犠牲にする決断をしました。

なぜかと言えばこの生徒はオール5。

この時点で中3生の学年順位が20~30位になっても大きな変化は無いと判断したからです。

 

公立高校入試に関する事も落ちると予想。

私立難関校受験問題は兎に角時間がかかる。

演習量が半端では無くなるのです。

 

公立高校入試はいかに効率よく、いかに得点できるところを数多く解くかです。

 

真逆。

 

 

案の定、新みやぎ模試の点数は大きく落ちましたが保護者様も私も全く気にせず。

難関校の模試で得点が上がっていました。

 

まずはそちらを優先。

 

理科社会は受験教科にありませんでしたが、私の授業には参加。

冬には新みやぎ模試の点数も復活、慶応女子が駄目だった場合でも仙台二高に合格できる学力に戻しました。

 

 

これだけでも負担は大きかったと思います。

器用ではない生徒なので、定期テストが学年1位から急落した事などに怖さはあったと思うし、新みやぎ模試の急落も怖かったと思います。

 

 

ですが慶応女子に合格するにはこの道しかない。

 

保護者様も覚悟を決めてくれていたので出来た事。

 

 

普通の保護者様ならば、定期が1位から急落した時点で大騒ぎです。

 

受験において大は小を兼ねます。

これは受験までの先取り。

中3生範囲までの先取りはドンドンできる。

 

麻布学院のように生徒が常に自学演習で復習を出来る環境にあるならば。

 

 

ですが特大は小を兼ねません。

全てが潰れかねない。

 

 

高校生範囲に入る事。

現在新中2生の1名が入ろうとしていますが、中1生の段階ですでに私立難関校の受験問題まで麻布学院ハイブリッドで授業後、予備校講師が鍛え上げて来ました。

 

シッカリとした準備もしていますし、中学の順位学年1位。

様子を見ながらです。

 

このご家庭は兄が麻布予備校から東北大学医学部医学科。

妹が北海道大学に今年合格。農学部に進みます。

その弟。

 

塾に対して信頼もして貰えていますし、全てを任せていただいています。

信頼関係が強いからこそ出来る。

 

 

中2生から高校生範囲。

草下塾長の数学リニアに入る予定。

ですがそれはハイブリッドの時間帯。

 

通常の授業は中学生範囲の再確認と受験問題。

 

週2回のハイブリッドで高校生範囲に入ります。

勿論、急落があれば抑えて。

なぜならこの生徒の目標はあくまで仙台二高。

そちらの受験が優先。

 

今は完璧に高校入試が成功する成績。

高校生は範囲を入れる事は高校入試に全く関連は無い。

その先の大学受験を見越してです。

 

本末転倒にはさせたくない。

 

ここまでしっかりと準備を小学生の低学年から進めて来ました。

 

 

この地点を目指して小学生の低学年からやって来たのです。

何の準備もしていない、中受験塾から受験が上手く行かず転塾して来た生徒がこれをやれるとは思いません。

 

それをやれと言われるのであれば、何かを犠牲にする事もいとわないという保護者様のみ。

 

定期・模試で一喜一憂する保護者様にこの方法は向いていません。

 

 

大は小を兼ねる。

中1生のうちに中3生範囲まで数学・英語を終わらせて受験問題を自力で解ける。

これは出来ます。

 

特大は小を兼ねません。

難関私立高校・高校生範囲。

これを中学の時にメインにする。

これには相当な準備が必要。

それこそ小学3年生・4年生から。

 

中受験塾はいわば小学生の段階で大きく歩みは止まります。

小学生の範囲内で難問を解き続けているので。

 

 

首都圏難関校用のテキストです。

それをこなせているのは1割から2割程度の生徒でしょう。

他の生徒は四苦八苦はず。

 

この段階でシフトして貰えるならば不可能ではない。

 

ただ中学入学時点でこれを目指すのは負担も大きいですし、リスクは大きい。

 

 

生徒の能力・器用さを見て、保護者様の考え方を見てやらないといけません。

誰にでも出来るという物じゃない。

 

 

2024年合格実績

 

(麻布学院本校受験生15名)

慶応女子

仙台二高 4名(4名中4名)

仙台三高 3名(3名中3名)

宮城一高 2名(3名中2名)

仙台二華 1名(2名中1名)

多賀城高校 1名

 

(オンライン生)

受験生3名

仙台二高

仙台一高

浦和一女

 

(麻布予備校受験生10名)

東北大学工学部化学・バイオ工学科

東北大学工学部機械知能航空工学科(既卒)

お茶の水女子大文教育学部人間社会学科教育科学子ども学コース

北海道大学総合入試理系数学重点選抜群

岩手大学理工学部機械科学コース

高崎経済大学経済学部経営学科

福島大学経済経営学類

埼玉大学工学部応用化学科

宮城大学食産業学群

宮城大学事業構想学群

早稲田大学先進理工学部応用化学科

明治大学理工学部応用化学科

明治大学理工学部応用化学科

法政大学生命科学部環境応用科学科

中央大学文学部人文社会学科

東京理科大学総域理工学部先端科学科

東京農業大学農学部動物科学科

東京農業大学応用生物学部醸造科学学科

東京農業大学生物産業学部食香粧化学科

龍谷大学農学部農学科

龍谷大学農学部生命科学学科

東北学院大学経済学部

東北学院大学情報学部

 

過去20年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は413名

 

過去20年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は416名

 

仙台一高進学者 120名

仙台二高進学者 50名

合計 170名

 

トップ2校進学率 40.8%

 

仙台三高 16名

宮城一高(宮城一女含む)42名

仙台二華(宮城二女含む)25名

ナンバースクール合計 253名+土浦第一+浦和一女 255名

ナンバースクール進学率 61.2%

 

高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール255名

上位校進学率 67.0%

 

(私立校難関校)

 

西大和学園 11名

慶應義塾 2名

慶応女子2名

早稲田本庄1名

 

麻布予備校4年間の合格実績

※2024年度途中経過含む。

(麻布予備校在籍受験生31名)

 

一橋大学経済学部

東北大学医学部医学科

東北大学薬学部

東北大学工学部

東北大学工学部

東北大学工学部

お茶の水女子大文教育学部

北海道大学総合入試理系数学重点選抜群

山形大学農学部

山形大学工学部

岩手大学農学部

岩手大学理工学部

高崎経済大学経済学部

福島大学経済経営学類

埼玉大学工学部

国立九州工業大学情報工学部

宮城教育大学教育学部

宮城教育大学教育学部

宮城大学看護学部

宮城大学食産業学群

宮城大学事業構想学群

早稲田大学教育学部

早稲田大学先進理工学部

明治大学政治経済学部

明治大学理工学部

明治大学理工学部

立教大学理学部

法政大学法学部

法政大学文学部

法政大学生命科学部

中央大学文学部

中央大学文学部

東京理科大学理工学部

東京理科大学総域理工学部

東京都市大学工学部

東京都市大学工学部

同志社大学理工学部

立命館大学理工学部

芝浦工業大学システム理工学部

東京農業大学農学部

東京農業大学応用生物学部

東京農業大学生物産業学部

杏林大学保健学部

龍谷大学農学部

龍谷大学農学部

群馬パース大学医療技術学部

新潟医療福祉大学医療技術学部

東京都立府中看護専門学校

東京女子現代教養学部

東北学院大学経済学部

東北学院大学情報学部