今年の受験で学んだこと。

 

小学生からいる生徒は全て合格。

 

慶応女子・仙台二高・仙台二高・仙台二高・仙台三高・仙台三高・仙台三高・宮城一高。

 

麻布学院の初等部の生徒は、どんなに最初の学力に問題があろうと、真面目に自学演習も参加するような生徒であれば、合格を勝ち取れる。

 

 

行動面で問題がある生徒が多かったが、基礎を小学生から叩き込んでいたので何とか間に合った。

 

 

中1生から入塾した生徒1人。

悲しい思いをさせてしまい申し訳ない。

 

この年度は、中1生から中2生秋まで生徒募集をほとんどしなかった。

その期間新聞折込みはおろか、ブログも意図的に減らした。

 

この生徒たちの性格・学力から判断して相当に厳しい戦いになると予測したからだ。

 

 

中3生の冬から入塾した生徒の中には校内最下位、それに準ずる生徒が複数名いた。

定期テスト・模試で伸び悩み麻布学院に来た生徒たちもいた。

 

そこから校内10以内に入った生徒も複数名。

 

宮城一高・仙台二華・多賀城高校などの合格を勝ち取った。

 

多賀城高校の生徒は開示された点数が370点にせまっていた。

恐らく上位であろう。

 

私は多賀城高校がSSHに指定されて以降、評定がかなり低く学力が低い状態で入塾して来た生徒で、私立高校入試が思うようにいかなかった場合、多賀城高校を推して来た。

 

SSH指定後はどの高校も合格実績が上がるのが常。

 

 

しかし同レベルの生徒で、倍率の高い泉高校を受験した生徒は残念な結果となった。

 

それぞれ尚絅に受かっている。

自宅から近い場所を。

 

保護者様の意向で志望校を決めた。

 

それはそれでご家庭の判断である。

 

 

私は志望校は保護者様と生徒自身で決めるべきと思っている。

 

開示された点数を見れば、宮城一高の生徒も420点台後半。

三高に合格した生徒も430点台後半。

 

両名共に評定が高いので、仙台一高でも合格出来たと思う。

しかしご家庭の判断が仙台三高・宮城一高。

 

ならばこれが最善だった。

 

 

 

今年の受験で分かった事。

模試や実力テスト、定期テストでいかに上げようとも。

どん底の状態で中3生冬から入塾した生徒の受験は難しいという事。

 

麻布学院でも難しいのだ。

この生徒たちのために、3人1組で個別指導状態を数ヶ月。

自学時間に来れば毎回授業に振り替えて。

 

正直、利益で言えばマイナスの月も多かった。

 

そこまでやらないと上げる事が出来ない全ての教科が基本から全くない。

本当に1からやり直し。

 

 

模試や定期テストで300点前半。

勉強はしていると保護者様が言うタイプの生徒たちも中3生冬からでは難しかった。

定期テストでは全員10位以内に入れた。

 

だが、やはり中1生から全てやり直し。

勉強の方法を分かっていない状態。

だからこそ、保護者様が勉強はしているようだがテ点数が上がらないと言っていたのだ。

 

自分達で勉強をさせるとひたすら学校の家庭学習帳を上から答えを書いて、次は問題も読まずに単純作業で答えを書く。

数学は永遠と計算ばかり。

 

つまりは自分の出きること以外しない。

 

ここから変えていく必要があったが、長年、それで保護者様から勉強しているという評価をされて来た生徒たち。

それではいけないという意味を知るまでに相当時間がかかった。

 

 

全く勉強をせずに350点台ぐらいを毎回取っている生徒も入塾して来た。

まず勉強の習慣が無い。

小学生から適当にやっても低い点数にはならない。

少しやればなんとかなる。

 

その状態を小学生からずっと続けて来たのだ。

塾の休みも多く、同じクラスの生徒たちの進度について行けない。

 

自学演習に来る時間も遅いので手当も出来ない。

 

 

1年間。

この生徒たちの最善を求めて頑張って来た。

人数制限をして何とか。

 

オンライン生3名は評定はかなり高いが点数が足りないという典型的な優等生の定期テストメインで勉強して来た生徒たち。

 

志望校の合格判定は模試でDからのスタートであったが、夜中の2時ぐらいまで頑張っていた。

 

勉強方法に指示に忠実に。

私が待っているという事を糧に、毎晩遅くまで信念をもって。

私は学習意識の改善に毎日コメントを送り、勉強方法の修正、遠い目標までのスケジュール、近い目標への目標せ設定、毎日の学習管理。

これを行った。

 

浦和一女・仙台二高・仙台一高。

 

オンラインは初年度から上手く行っている。

 

四日市高校

秋田高校

広尾学園

浦和一女

仙台二高

仙台一高

仙台三高

宮城一高

仙台二華

高山西(首席)

仙台育英東大選抜

仙台育英特進(専願)

 

4年間の実績だ。

今はこのやり方に毎日ZOOMでの指導も取り入れた。

好評だ。

 

 

今年は生徒数を極限まで制限し、慶応女子などにも対応できた。

 

 

厳しい結果を覚悟していたがふたを開ければ上位校に合格した生徒の割合は例年の平均よりも高くなった。

 

 

やはり生徒の学力によって生徒数を変動させる。

これで生徒数が20名を超えていたら何名不合格になっただろう。

 

 

麻布学院はこのやり方を変えずにこれからも、学年ごとにテーマをしっかりと。

 

それが麻布学院にベストだと今年の受験が教えてくれた。

 

 

 

利益や生徒数よりも生徒の合格を優先して。

これからもそうあろうと思う。

 

 

 

生徒派塾長大学入試講演会

3月24日(日)

14:00~16:00

 

2024年合格実績

 

(麻布学院本校受験生15名)

慶応女子

仙台二高 4名(4名中4名)

仙台三高 3名(3名中3名)

宮城一高 2名(3名中2名)

仙台二華 1名(2名中1名)

多賀城高校 1名

 

(オンライン生)

受験生3名

仙台二高

仙台一高

浦和一女

 

(麻布予備校受験生10名)

東北大学工学部化学・バイオ工学科

東北大学工学部機械知能航空工学科(既卒)

お茶の水女子大文教育学部人間社会学科教育科学子ども学コース

北海道大学総合入試理系数学重点選抜群

埼玉大学工学部応用化学科

宮城大学食産業学群

宮城大学事業構想学群

早稲田大学先進理工学部応用化学科

明治大学理工学部応用化学科

明治大学理工学部応用化学科

法政大学生命科学部環境応用科学科

中央大学文学部人文社会学科

東京理科大学総域理工学部先端科学科

東京農業大学農学部動物科学科

東京農業大学応用生物学部醸造科学学科

東京農業大学生物産業学部食香粧化学科

龍谷大学農学部農学科

龍谷大学農学部生命科学学科

東北学院大学経済学部

東北学院大学情報学部

 

過去20年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は413名

 

過去20年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は416名

 

仙台一高進学者 120名

仙台二高進学者 50名

合計 170名

 

トップ2校進学率 40.8%

 

仙台三高 16名

宮城一高(宮城一女含む)42名

仙台二華(宮城二女含む)25名

ナンバースクール合計 253名+土浦第一+浦和一女 255名

ナンバースクール進学率 61.2%

 

高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール255名

上位校進学率 67.0%

 

(私立校難関校)

 

西大和学園 11名

慶應義塾 2名

慶応女子2名

早稲田本庄1名

 

麻布予備校4年間の合格実績

※2024年度途中経過含む。

(麻布予備校在籍受験生31名)

 

一橋大学経済学部

東北大学医学部医学科

東北大学薬学部

東北大学工学部

東北大学工学部

東北大学工学部

お茶の水女子大文教育学部

北海道大学総合入試理系数学重点選抜群

山形大学農学部

山形大学工学部

岩手大学農学部

埼玉大学工学部

国立九州工業大学情報工学部

宮城教育大学教育学部

宮城教育大学教育学部

宮城大学看護学部

宮城大学食産業学群

宮城大学事業構想学群

早稲田大学教育学部

早稲田大学先進理工学部

明治大学政治経済学部

明治大学理工学部

明治大学理工学部

立教大学理学部

法政大学法学部

法政大学文学部

法政大学生命科学部

中央大学文学部

中央大学文学部

東京理科大学理工学部

東京理科大学総域理工学部

東京都市大学工学部

東京都市大学工学部

同志社大学理工学部

立命館大学理工学部

芝浦工業大学システム理工学部

東京農業大学農学部

東京農業大学応用生物学部

東京農業大学生物産業学部

杏林大学保健学部

龍谷大学農学部

龍谷大学農学部

群馬パース大学医療技術学部

新潟医療福祉大学医療技術学部

東京都立府中看護専門学校

東京女子現代教養学部

東北学院大学経済学部

東北学院大学情報学部