中1生の頃、今年の受験生は学力が高くはなかったのです。


全体的に小学生で躓いた部分があった。

だからこそ、少人数で成績を上げた。


中1生からいる生徒。

慶応女子、仙台二高、仙台二高、仙台二高、仙台三高、仙台三高、仙台三高、宮城一高。


1人だけ無念な思いをさせてしまったが、点数は取っていた。

表情が乏しく、無口。

無気力な見えるだけ。

順位は高校上位10%にいた。

評定に反映しなかったのが残念だ。

彼女なりに頑張った。

宮城一高ならば受かったかもしれない。

評定の割合が高い二華をすすめた私の責任もある。

でも本人は泣いたあと前向きだった。

予備校で頑張ると言ってくれた。


うちは三高が例年少ない。

けれど東仙台中、五城中は三高志望が多い。3人全て東仙台と五城中。

場所的に三高は近いし、三高の評判が両校の先生達に良い。

東仙台も五城も三高を推奨する先生が多い。


今年の生徒達の場合、自由度の高い一高より、面倒見が良い三高の方が合っていたのかもしれない。


宮城一高の生徒は本当に手がかかった。

小学生から遅れを取り戻すために何度も何度も個別指導をいれて来た。

その結果、五橋の10位以内のを何度も取った。

それなのに、姉が宮城一高で指定校推薦をもらい中央大学法学部に行った事が機会となり、宮城一高にいきなりランクを落とした。結果的に合格して喜んでいたので良しだが、ランクを落として一時期、成績を大きく落とした時はヒヤヒヤした。


少人数でやった事は間違いではなかった。


慶応女子も出せた。

個人塾から慶応女子。

しかも15名の塾から。

これも誇らしい。


東北学院榴ケ岡の生徒は推薦を貰えたあとすぐに退塾したので、受験までいた生徒は15名。


中1から最後まで残ってくれた9名。

大変だったけれど最後に意地を見せた。


1人以外、全員が行きたい学校に行けた。

その1人も大学受験に向けて頑張るだろう。気合いが入っていた。


少人数にしたのは正解だった。

間違いではなかった。


学年に合わせてやり方を変える。

それが麻布学院だ。


やれる事はやりきった。

中1からいる生徒達の結果を見たらそう思える。


無理に一高へ誘導しなくて良かった。

三高に行った生徒達。

性格的に自由な校風の一高。

相性が悪かったかもしれないし、合格してみんな喜んでいた。

それが一番だ。


3年間。

ダラけた時期もあったけれど頑張った。

ありがとう。


一番感謝しているのは、この学年を最後まで引っ張り続けてくれたトップの子だ。

君がいたからダラけていても、みんながダラけきらなかったんだ。

ありがとう。

心からありがとう。