今日は合格発表だ。
やはり眠れない。
初年度よりも上位二校の合格者は少なくなる。
これは確定だ。
受験した生徒の数が初年度の合格者を下回っている。
慶応女子、浦和一女を入れればそこは上回る。
持って来れなかった。
二年生の冬から。
そこからでは定期テスト校内10位以内が限界だった。
冬に最高潮に達して、私も生徒も油断したのかもしれない。
そこからはガタ落ち。
気合いを入れ直して2月模試で復活。
自己採点ては志望校の合格ラインには届いている点数だった。
今年は麻布学院にとって挑戦だった。
受験生たった16名。
首都圏最難関校慶応女子。
埼玉県女子最難関校浦和一女。
数年ぶりに本校から専願で東北学院榴ケ岡に進学した生徒もいる。
残り14名。
多くの生徒が二高、一高に手が届きかけた。その瞬間に自らの意思で手を引いた。
それは良いのだ。
生徒と保護者様の判断だ。
しかし時期が悪かった。
上っている最中。
そこで一段も二段も志望校を下げ始めた。
油断が蔓延し、私立入試で痛い思いをした。
1度落ちるサイクルに入れば厳しい。
彼らのほとんどは元の学力が高くはなかった。
入塾時期が遅かった。
これも厳しかった。
初年度に負ける。
今日は悔しさを噛みしめる。
覚悟はしたが、悔しさは勝るのだ。
麻布学院が初年度に負ける年。
その風景をしっかり私の中に残す。
麻布学院最初で最後の敗北だ。
二度とはない。
願わくば、全員合格を。
そう思わずにはいられない。