仲の良い塾長がブログで書いていた。
「認」と言う漢字には刃という文字が入っている。
言を刃として心に刺されて認めるなのだ。
言葉の刃が心に突き刺さってこそ「認める」なのだ。
この認めるという行為のいかに難しい事か。
刃のような言葉と言う物は、正論。
自分自身が一番知っている痛い部分をエグッて来る。
正論だとは分かっていても、中々に
「はい」とは言えない。
大人になればなる程。
中学生でさえそうなのだ。
昨日も努力をしているのに模試の点数が440点前後の生徒を怒った。
その点数を取って自宅で泣いて塾を休んだからだ。
努力をしているのは確か。
塾に毎日早く来て遅くまで頑張っている。
今まで1度も怒った事は無い。
前の模試の時も同じ行動をとったので、その時になぜ上がらないかアドバイスをした。
勉強が作業型だったのだ。
難しい問題を解くことを避け、自学時間に漢字練習や自分が出きる範囲の事しかやっていなかった。
入塾当初はもっと学力的に大変な感じだったが、今の成績にいるのは努力をして来たからである。
けれど作業型は伸びない。
学力は上がらない。
前の模試でそれを伝えてからは、体系数学に取り組み良い勉強をして来た。
今回は県内平均が273点の模試で438点。
他塾であれば
「素晴らしい！」で終わる話。
県内平均を165点も上回っているのだから。
けれど麻布学院の中2生は上位が沢山いる。
悔し泣きするのも分かるが、本人に伝えたのは。
「君よりも上の生徒たちだって同じくらい努力して来た！」
「君だけが努力しているのではない！」
こう伝えた。
本人は自分自身の努力の割に順位が低かった事を悲しんだのかもしれない。
けれどこの生徒よりも上の生徒たちは、ほとんどが体系数学を終えている。
全員が各校の校内10位以内だ。
自分自身よりも難しい事に先に取り組み、同じくらい努力を積み重ねて来た生徒たちであると「認」めなければならない。
怒った事の無い子なのでキョトンとしていたが、努力以外の事ではまだまだ。
ここからなのである。
きちんと
「他の生徒たちも同じように努力をして来た」と認める。
「難しい事をやり始めるのが遅れた」と認める。
そうすればおのずとやるべき事は見えて来る。
上位は誰が上になってもおかしくない。
だからこそ、努力量も努力の質も考えなければならない。
今は良い勉強をしている。
ミスをした人間が下に行く。
その争いに入れるようになるだろう。
努力の方向性。
他人の努力。
これをきちんと認めて頑張れば問題は無い。
春の模試で結果が出ると良いね。
ミスをした生徒が下に行く。
お互いの努力を認めてみんな頑張れ！
生徒派塾長大学入試講演会
3月24日（日）
14：00～16：00
2024年度ここまでの合格
※私立高校入試A日程・B日程それぞれ合格１としています。
慶応女子
函館ラサール（特待生合格）
開智高校S１コース
明治大学中野高校
栄東東医コース
仙台育英東大選抜 15名（特待生合格）
仙台育英特進 6名
ウルスラtype1 1名
ウルスラtype2 1名
宮城学院特進 1名
東北学院TG 1名
東北学院榴ヶ岡（推薦） 1名
尚絅 総進 1名
仙台育英英進 4名
宮城教育大学附属中学校 3名
東北大学工学部化学・バイオ工学科
明治大学工学部応用化学科
明治大学工学部応用化学科
法政大学生命科学部環境応用科学科
中央大学文学部人文社会学科
東京農業大学農学部動物科学科
東京農業大学応用生物学部醸造科学学科
東京農業大学生物産業学部食香粧化学科
龍谷大学農学部農学科
龍谷大学農学部生命科学学科
東北学院大学経済学部
東北学院大学情報学部
（昨年度高校受験公立高校合格者）
仙台二高 8
仙台一高 3
仙台三高 2
宮城一高 2
仙台二華 1
仙台高専Ⅱ類
秋田高専
麻布予備校開校3年間の合格実績
（麻布予備校卒業生２１名）
一橋大学経済学部
東北大学医学部医学科
東北大学薬学部
東北大学工学部
山形大学農学部
山形大学工学部
岩手大学農学部
国立九州工業大学情報工学部
宮城教育大学教育学部
宮城教育大学教育学部
宮城大学看護学部
早稲田大学教育学部
明治大学政治経済学部
立教大学理学部
法政大学法学部
法政大学文学部
中央大学文学部
東京理科大学理工学部
東京都市大学工学部
同志社大学理工学部
立命館大学理工学部
芝浦工業大学システム理工学部
東京女子現代教養学部心理・コミュニケーション学科
など