今日4つ目のブログ。

 

子供の口にする夢は「憧憬」なんです。

まだ「望み」ではない。

 

遠い物への憧れ。

遠くに見えそうで現実には見えていない物。

 

あこがれに過ぎないのです。

 

 

保護者様はその言葉に意味を持たせたい。

 

子供が口にしたこと。

 

大きければ大きい程に。

 

 

保護者様はそこに至るためどうすれば良いか。

 

それをひたすら我が子のために。

 

 

 

憧憬はあくまであこがれ。

 

憧れるという事はまだ遠くから思い描いている段階。

 

憧憬を現実のものにするには、数えきれない成功や失敗を重ねるしかない。

現実にする前に「憧憬」を「望み」に変えなければならない。

 

 

 

保護者様は子どもたちよりも人生経験が豊富。

 

憧憬を現実の望みとして考える。

 

そして最短でその気持ちを叶えたいと考える。

 

 

自分自身の体験で、その憧憬を自分も物にした経験もある。

逆に憧憬が消えてしまった苦い経験もある。

 

いつの間にか、憧憬が憧憬のまま消えてしまった経験もある。

 

他人の成功体験も多く見て来ている。

 

 

だから、子供が抱く気持ちがまだ「憧憬」にすぎないのにいち早く成功する方法を考える。

 

それを子供に告げる。

やらせてみる。

 

自分の経験・知識では上手く行くはずという確信を持って。

 

憧憬が現実の夢に。手の届く位置に。

 

そこにたどり着くまでは、1人1人違う。

 

親子でさえ全く違う。

 

 

「憧憬」を抱いた子供に早急な結果を求めてしまうと、「あこがれ」は突然消えて、思い出したくもない記憶に変わってしまう事もある。

 

我々は大人。

 

我々が今まで心に抱いて来た憧憬。

いくつ消えたでしょう。

 

 

 

直ぐに結果が出る生徒もいる。

 

しかしながら憧憬が望みに変わる段階まで時間のかかる生徒もいる。

 

私には20年間、麻布学院で生徒を見守り続けた歴史がある。

 

 

 

最初から490点を目指す生徒もいる。

 

十分な準備をしてだ。

 

こういった子は「憧憬」ではない。

 

望みだ。

 

だから490点を目指すことに躊躇は無い。

 

望みだからだ。

 

 

 

でも、350点を目指す生徒もいる。

 

この生徒に取って400点ですら憧憬だ。

 

憧れでしかない。

 

憧れの段階では努力は続かない。

 

だからこそ、その憧憬に手が届く位置にするべき時期はある。

 

350点が380点になり。

 

そこで足踏みする生徒もいる。

 

だが本来300点を割り込む可能性がある子にとっては、350点も380点も。

 

憧憬に近づいているのだ。

 

 

私も含めて大人は、そういった憧憬が望みになる過程を飛ばして考える癖がある。

 

自分たちが手にした物、失った物。

 

沢山知っているから。

 

他人の人生や小説。

 

ネットや歴史。

 

様々な成功例、失敗例も知っている。

 

 

だからこの「憧憬」が望みに変わりそうな原石の期間を否定してしまう。

 

例えば

 

「塾に通ってこんな成績なら辞めなさい」

 

こんな心にもないことを口にしてしまう。

 

 

大人であるからこそ。

 

辞めてしまえは心に響くのである。

 

「憧憬」がまだ望みになっていない段階。

 

その途中の段階。

 

 

まだ未成熟な子供。

 

経験も知識も足りない。

 

反省を促そうとした言葉は、子供にとって「憧憬」を消しなさいに聞こえてしまう。

 

 

我々大人は成功も失敗も経験している。

 

その成功や失敗がこの先の人生でどう関わるかを知っている。

 

だから焦る。

 

 

 

「憧憬」が「望み」になる段階を否定してしまう。

 

手が届くかもしれない!

そう思える時期を否定してしまう。

 

 

子供は1人1人違う。

 

毎日声をかけ続け、激励し続けても少しづつ。

 

本当に少しづつしか進まない子もいる。

 

 

新しいは範囲が増えれば点数が下がる時期だってある。

 

定期テストは偏差値が出ない学校が多い。

 

全体的に下がっている点数。

 

だが我々大人は、個人の点数にしか興味を持たない。

 

平均点258点の350点も

 

平均点320点の350点も

 

同じ350としてとらえてしまう。

 

 

子供たちが「憧憬」を望みに変えるかも知れない第一歩。

そこを否定してしまう。

 

 

私はそうならないように。

 

模試でも定期テストでも。

 

塾内平均点をきちんと書く。

 

模試の場合、県内平均点も必ず書く。

 

偏差値も書く。

 

 

子供たちが憧憬を「望み」に変える瞬間が少しでも自分自身に。

そして保護者様に。

 

少しでも見えるように。

 

 

私は数字と結果にこだわる。

 

恐らく、宮城県の学習塾の塾長・教室長の中でトップクラスだろう。

 

だからこそ。

 

「憧憬」が「望み」に変わりそうな瞬間。

 

成長の第一歩を否定しないように。

 

 

生徒に声をかけ続けています。

 

 

私が厳しくなる時期。

 

憧憬が「望み」に変わり手が届きそうな最低限の位置に来た時。

 

憧憬を何の努力も無い時点で消し去ろうとするとき。

 

 

放置しているのではない。

 

待っている。

 

 

基礎基礎基礎。

 

まだ「望み」に変わっていない生徒には底上げをしながら。

 

待っているんです。

 

その時が来るのを。

 

 

 

憧憬が望みに変わる第一歩。

 

その時間を。

 

見失わないように声を掛けながら。

 

 

 

過去19年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は398名

 

仙台一高進学者 119名

仙台二高進学者 46名

合計 165名

 

トップ2校進学率 41.4%

 

仙台三高 13名

宮城一高(宮城一女含む)40名

仙台二華(宮城二女含む)24名

ナンバースクール合計 242名+土浦第一 243名

ナンバースクール進学率 61%

 

高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール243名

上位校進学率 66.5%

 

(今年の高校受験公立高校合格者)

仙台二高 8

仙台一高 3

仙台三高 2

宮城一高 2

仙台二華 1

仙台高専Ⅱ類

秋田高専

 

麻布予備校開校3年間の合格実績
(麻布予備校卒業生20名)

 

一橋大学

東北大学医学部医学科

東北大学薬学部

東北大学工学部

山形大学農学部

山形大学工学部

岩手大学農学部

国立九州工業大学

宮城教育大学

宮城教育大学

宮城大学

早稲田大学

明治大学

立教大学

法政大学

中央大学

東京理科大学

東京都市大学

同志社大学

立命館大学

芝浦工業大学

など