今日は月末のお休み。
只今、主治医にて身体のメンテナンス中。
待ち時間がかなりあるのでブログを書いて待つことにしました。
受験直前ですから身体に懸念が無いように。しっかり検査します。
今回のブログ。
保護者様とその我が子。
勉強についての衝突の原因。
これは簡単なんです。
いつも書いています。
保護者様は、ここまでの人生の中で、様々な経験をしているのです。
その中でも失敗した経験が、その後にどんな結果をもたらすか。
ご自身の経験で理解している。
勿論、成功体験のスタートは何だったか?
これも知っている。
だから我が子に話す時には、先々の事を考えて話をします。
塾を探すときも、ネットやお知り合いの保護者様など、様々な広い視野で探すのが常です。
ですが、子供が考える未来や勉強は、目の前の定期テストぐらい。
実力テストでさえ、成績に関係ないからどうでも良いと適当に受験するもの。
模試も塾や保護者様が用意したから受験しているのであって、判定を重く受け止める子供は稀です。
子供の視野は狭い。
塾選びも。
友達が
「良いよ。一緒にやらない?」
こんな言葉がきっかけで、どこの塾であろうとあまり関係ない。
保護者様と子供。
先々と目の前。
見ている場所が全く違うのです。
子供は圧倒的に経験がない。
麻布学院の生徒が、全体的に成績を上げて自ら自学演習にも参加し、毎日授業でも辞める生徒がほとんどいないのは?
まずは、現実というものを数字や私達の経験できちんと話をするところから始めるから。
しかも我々の話は大人の経験ではなく、卒業生が生徒と同じ学年の時、生徒自身と同じ世代の時にどうであり、どうなったか。
子供の目線で、様々な経験を話すことが出来るからです。
例えが卒業生の人数だけ無限にある。
大人の話でありながら、中学生が経験した具体的な話なのです。
麻布学院は、卒業生で東北大学にいった生徒は高確率で講師をやってくれます。
目の前に、私が話ている過去の生徒がいるのです。
衝突した時、圧倒的に保護者様は正論。
子供は短絡的。
でもそれは経験の有無から来るズレ。
麻布学院に入ると、生徒に我々が中学生目線で将来について、卒業生の経験から話す事をしています。
保護者様とのズレが縮まる。
無くなる。
だから保護者様と衝突がおこりずらくなります。
勉強面で言えば、毎日最低150分、中1、中2も授業と自学で勉強しています。
それだけでも衝突は減ると思いませんか?
1番悪いのは、子供の視野が狭いのを知っていて
「子供のやりたいように」
こう言い訳をしながら、先延ばしにして、悪い結果が出た時だけ激怒する。
そりゃ衝突します。
保護者様だって薄々どうなるか気づいていたはずだし。
「貴方が自分でやりたいと言ったから任せたらどう!!!」
こんな事を言っても子供は
「自分なりにはやった」と言うか
押し黙るか。
衝突するんです。
保護者様は自分の経験で、失敗する失敗する失敗する失敗すると毎日の我が子の行動で何回も思っていた分、一気に結果が出たら爆発します。
子供は1回の定期テストで出した点数にすぎず、その結果は将来に積み重なり自分自身へ返って来る事など知らないんです。
麻布学院はきちんと生徒たちに、目の前の事も将来の事も話をします。
しかも卒業生が目の前の生徒と同じ学年だった時の経験という、子供の目線に近い話で。
そうしていくうちに、保護者様と生徒の目線のズレが縮まる。無くなる。
麻布学院が大事にしている事の1つ。
子供の目線を先に先に。
大切なことです。