今日2つ目のブログ
「長時間勉強しているのですが点数が上がらないんです」
「真面目に頑張っているんですが・・・」
入塾面談でこのような相談をされる事があります。
面談後にその謎はすぐ解決。
そういう子供の場合。
考えていないんです。
勉強ではなく作業をしているのです。
模試などの場合は考えないと出来ない。
範囲はある程度ありますが、どのような問題が出るか分からない。
ですから模試・実力テスト・受験ベースの勉強をしている生徒たちは工夫をして勉強します。
麻布学院は定期テストも高い生徒が多いですが、実力テストや模試では最大限の力を発揮します。
元の学力を上げて行くのが麻布学院のやり方。
定期テストについては定期テスト前に対策を行っています。
定期はそれで十分高得点を取れる。
しかし、そんな麻布学院でも逆転現象が起こる生徒がいるのです。
模試や実力テストでは力を発揮するけれど、定期テスト順位はあまりぱっとしない。
悪いわけでは無いのです。
校内上位20%程度にはいる。
悪くとも25%。
でも、模試や実力テストではある程度、納得できる点数になる。
定期テストではもっと上に行けるはずという生徒。
ですが自学演習中、何をやっているか見れば一目瞭然。
定期テスト前の自学演習の話です。
定期テストは学校ワークがあります。
ある程度はそこから出題されます。
学校の先生のプリントもある。
だからそれを反復する事で点数が上がります。
後はミスの数で上位が決まって行く。
それが定期テスト。
ですから学校ワーク・先生のプリント。
ここを週回数重ねれば点数が取れる。
それを生徒も分かっているので真面目な生徒は週回数を重ねます。
1周2周しか出来ない生徒は論外。
努力が足りない。
3周以上しても点数が上がらない生徒。
保護者様にどうチェックすればよいか教えます。
まずはワークをやっている時に教科書を開いているか?
教科書ではなく答えを開いていないか?
そして最大の上がらない生徒の特長は、社会や理科、国語などの記述問題。
答えの部分が2行3行ある問題の事です。
そこの解答をを見て下さい。
最初から空欄であったという証拠。
赤ペンで答えが書かれている。
ほとんどの記述が同じく。
こういった生徒が勉強をしても上がらない生徒なのです。
問題を考えて答えているのではなく、答えを覚える作業をしている。
頭が働かない、考えない状況で分からなければ答えを写す。
2周目以降はその答えを上から暗記する。
酷い生徒になると、間違えた箇所のやり直しをサッと答えを書くのみ。
分からない所は本来教科書を見て、自分で調べる。
そして教科書を読み込む。
それが勉強。
そうする事でワークだけではなく、先生のプリントにも対応できるのです。
ですが答えを写す作業をしている生徒の場合、ひどくなると問題文すら見ていない。
記述問題は最初から書くつもりがない。
こういう癖がついている生徒の場合、模試などの記述はもれなく空欄。
受験では致命的になる生徒です。
子供の学校ワークを確認して見て下さい。
記述問題が赤で書かれていないか?
それが毎ページ連続していないか?
記述ではない問題でも間違えた答えを書いた形跡がなく、綺麗に赤ペンだけで答えが書いていないか?
それが見受けられる場合は、自分で考えてダメな時は調べるという勉強をしていないのです。
答えを写す作業。
こういった生徒は問題を少し変えられた、ワークに乗っていない問題が出された場合、答えを全くかけない。
答えを覚えるだけの作業をしているからです。
特に酷い結果になるのは国語。
問題文をワークそのままに出す問題もありますが、変えて来る場合も勿論ある。
学校ワークは数種類あるのです。
種類が違えば問題も違う。
学校の先生は、きちんと自分の学校で使用しているワーク以外の物も問題作成時に見ています。
問題が全くワークと違う。
そんな場合も当たり前にあるのです。
麻布学院の生徒の場合。
我々が厳しくチェックしています。
教科書を出しているか?
分からない言葉は辞書で調べているか?
週回数を重ねるうちに答えだけを書き連ねていないか?
週回数を重ねても問題を見ているか?
答えを見て問題がどんな聞かれ方をしているか覚えているか?
保護者様がチェックする場合。
これだけ細かくはチェックが出来ないと思います。
ですからまずはワークの記述問題チェックから。
赤ペンのみの答えの場合。
そう言った生徒派は点数が取れません。
自分で考える・調べる。
つまり思考を巡らせることも、教科書内容を把握する努力もしていないという事。
記述問題はかならず教科書の本文から出ていますので出来ないという事はない。
答えを見て暗記する。
この癖が定期テストベースの勉強ばかりしているとついてしまうのです。
結果、定期テストはまずますで終わり、模試や実力になると点数が取れない作業型の生徒になってしまいます。
この癖ってなかなか抜けないのです。
事ある毎に注意しないと!
「教科書出せ!」
「答えを見ないで調べなさい!」
「語彙は辞書でしらべなさい!」
我々、保護者世代が普通にやっていた事が、今の生徒たちは出来ないのです。
学校ワークの登場でそれが顕著になりました。
ですがそもそも学校ワーク(家庭学習帳)とは教科書をきちんと音読・黙読して内容を把握してから解くように出来ています。
そこを飛ばして答えのみを覚える。
本人は作業をする事で努力した気持ちになる。
そして結果で自信を無くし
「あんなに勉強したのに・・・・」と
保護者様も
「うちの子は努力をしているのですが・・・」と
これを上げるには1から勉強のやり方を教えなければなりません。
作業に慣れた生徒は中々変えられない。
根気強く言い続けなければなりません。
本人は勉強をしているつもりになっていますから。
何が悪いの!となるのです。
何が悪いのか。
その結果がどうなって自分に降りかかっているのか。
どうすれば良いのか。
丁寧に教える事が必要です。
そして麻布学院には学年1位ホルダーが11名もいます。
10位以内はかなりの人数。
その生徒たちの勉強法を直接見る事が出来ます。
大手塾ではクラス分けがあるので教が違う。
通う曜日も違う。
そして上位層は自分の勉強法をペラペラと教えない。
ですが麻布学院は毎日授業。
毎日生徒全員が塾に来ています。
定期テスト前はほぼ全員、早い時間から自学をしています。
上位層が何を勉強しているか直接見ることが出来ます。
その環境が麻布学院の強み。
毎日授業の強みです。
まずは保護者様。
学校ワークの中身を確認して見て下さい。
アドバイスをしてみてください。
それを素直に聞けない様であれば麻布学院にご相談を!
麻布予備校開校3年間の合格実績
一橋大学
東北大学医学部医学科
東北大学薬学部
東北大学工学部
山形大学農学部
山形大学工学部
岩手大学農学部
国立九州工業大学
宮城教育大学
宮城教育大学
宮城大学
早稲田大学
明治大学
立教大学
法政大学
中央大学
東京理科大学
東京都市大学
同志社大学
立命館大学
芝浦工業大学
など
過去19年間の上位校合格実績。
麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は398名
仙台一高進学者 119名
仙台二高進学者 46名
合計 165名
トップ2校進学率 41.4%
仙台三高 13名
宮城一高(宮城一女含む)40名
仙台二華(宮城二女含む)24名
ナンバースクール合計 242名+土浦第一 243名
ナンバースクール進学率 61%
高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール243名
上位校進学率 66.5%