今日2つ目のブログ。
ついに200点台前半スタートの生徒が偏差値66を超えた。
仙台一高合格判定基準B!
この生徒。
兄は仙台一高から一橋。
姉は仙台二高。
両方とも麻布生だ。
この生徒が来た時は成績は損底。
姉や兄と同じ土台に並ぶ事への反発とコンプレックスがあったのでしょう。
中2生の後半にお父様が無理やり連れて来てくれました。
私は常々この生徒に
「兄弟姉妹で大きな能力差は無いはず。必ず上がる!」
そう言い続けて来ました。
やる気も全く見せないスタートでしたが、学校の定期テスト・実力テストで徐々に数字が出始め。
顔つきが変わりました。
隠していた兄や姉へのコンプレックスも前面に出るようになり、本気で兄に追いつこうと頑張り始めました。
そしてついに仙台一高合格判定B
帳票返却日に様子を見ていました。
何度も何度も一高の判定を見て、何度も何度も。
そして笑った。
私は心の中でコンプレックスが消えた瞬間に感動を覚えていました。
良い笑顔だった。
子供に声をかけ続け、本気で信じる事が成長を助けるのです。
そこで兄と姉とは違う道だってあると声をかけてしまえばこの子の今はありません。
信じる大人が1人・2人増える。
同じような仲間が沢山いる環境に入る。
塾って子どもの人生の2年から3年程度。
長い生徒なら10年以上。
通う可能性があるのです。
10年・5年・3年。
人生に影響が無い訳が無い。
だからこそ森林にひっそりと佇む1本の木ではなく、人間が手間暇かけて1本1本大きく育てる環境の方が目が行き届く。
1本の木に対する見守る度合いが違う。
大河は身を任せれば海に必ず流れ着く。
それでもそこで溺れてしまえば溺れた事すら気が付かれないままに流されてしまう。
保護者様は気が付いているはず。
面談で、今の成績で、子供の勉強量で。
子供のやる気で。
流されている子供を助けない親はいない。
学力・試験・受験。
川は常に流れて行きます。
明らかに溺れているならば、無理やりにでも親は助けに入る。
自分自身の事を考える暇もなく。
気が付いていますよね?
溺れてしまいそうなこと。
溺れている事。
理解のある発言はただの先延ばしである事を。
良い笑顔でした。
コンプレックスが消えた瞬間。
素晴らしい笑顔でした。
お父様が子供に嫌われる覚悟。
それをきちんと踏まえた上で行動に出てくれたから見れた笑顔。
彼女は多分、この瞬間を忘れないでしょう。
これだけで、この先も頑張れる。
保護者様・塾。
しっかり見守る大人が複数いれば、同じ環境で上を目指し続ける仲間がいる環境であれば。
助けられる生徒が沢山いるんです。
この子のように。
良い笑顔でした。本当に。
良い笑顔。
(麻布学院出身生徒のおもな進学大学)
東京大学理Ⅲ、東京大学、一橋大学、東北大学医学部医学科、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛医科大学、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、横浜市立大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、九州工業大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、新潟大学、琉球大学、宮城教育大学、宮城大学など
慶応義塾、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、日本女子大学、東京女子大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、聖マリアンナ医科大学、岩手医科大学、芝浦工業大学、日本大学、駒澤大学、専修大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学など
海外
イエール大学 北京大学 オックスフォード大学 コロンビア大学
東京大学に20年間で4名。そのうち1人は理Ⅲ。
最高人数はやはり東北大学。
過去19年間の上位校合格実績。
麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は398名
仙台一高進学者 119名
仙台二高進学者 46名
合計 165名
トップ2校進学率 41.4%
仙台三高 13名
宮城一高(宮城一女含む)40名
仙台二華(宮城二女含む)24名
ナンバースクール合計 242名+土浦第一 243名
ナンバースクール進学率 61%
高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール243名
上位校進学率 66.5%