今日2つ目のブログ。

 

私は授業中、社会を教えている時、必ず頭の中で反復しそれを生徒に質問します。

 

例えば伝統工芸の北陸で

輪島塗や加賀友禅が出てくれば、冬の農作業が出来ないと言う括りで東北地方の伝統工芸も質問するし、多治見焼・有田焼についても質問します。

 

出来なければもう1度ボードに書く。

しつこいくらい。

 

 

中京工業地帯・東海工業地域が出て来れば、全国の工業地帯工業地域の特徴を質問します。

出来なければもう1度解説。

 

 

勉強をしない生徒が多ければ多い程、進みません。

 

誰も置いて行かないとはそう言う事。

その分、勉強しない生徒にとってはプレッシャーと少しの責任感が生まれます。

そこから自主性が発芽します。

 

 

出来ない生徒に取っては出来ないことに慣れてしまっているのです。

周囲は答えを期待するとも思っていないし、出来なくても何とも思わなくなっています。

 

出来ない事への慣れです。

 

 

ですが5回も10回も習ったことがあるのに、答えが出ないとなると本人も焦り始めます。

重ねれば重ねるほどに厳しく言われるのは当たり前。

 

そこから徐々に自学時間の勉強も質が変わり、自宅でも勉強をするようになる。

 

 

私の授業は根本、出来ないことを前提に教えているので繰り返すことを何とも思いません。

今年の上位層は抜けもあるし、本気になり始めたのが夏以降。

 

ですから上位層も何度も教えた事が抜け落ちてしまいます。

 

 

焦らずにじっくりと。

こちらが焦れば出来ないことに慣れた生徒の思うつぼ。

 

その代わり、次々と新しい知識も織り交ぜて。

 

 

プレッシャーと軽い責任感。

これが出てこないと出来ないことに慣れた生徒は変わりません。

 

 

期待されること、待たれることを迷惑だぐらいにしか感じていないので。

これを正していくのも相当な時間かかります。

 

 

下位の生徒には下位の生徒なり。

中間の生徒には中間の生徒なり。

上位の生徒には上位の生徒なりの上げ方があります。

 

 

教える側が焦らない。

焦れば焦る程、成績が低い生徒の思うつぼ。

 

 

だから私は誰も置いて行きません。

そしてそれを実行します。

 

何度も何度も同じ事を。新しい知識を付け加えながら。

 

 

勉強ってそうやって上げて行くものなんです。

マニュアルやスケジュール通りに進めていたら全員は上げられません。

 

 

個別指導塾でさえ、教える方の焦りを抑えられない。

保護者様の期待もあるし、数字も気になるので。

どうしても上がりやすい定期テストに照準を置きがち。

 

麻布学院は定期テストは定期テスト。

模試は模試。

実力テストは実力テスト。

受験は受験。

 

後ろの3つは同じ方向性。受験当日に向けて。

定期テストは評定に向けて。

 

勉強方法も違うし上げ方も違います。

 

 

麻布学院が毎日塾にしているのは、両方をじっくり全員上げて行くため。

 

 

繰り返し繰り返し教えていると、生徒自身がワードに関連する事を頭の中で反復するようになります。

今年の中3生は未だその域には達せず。

 

進みは遅いですが考える癖は付いてきているので、点数は上がり始めました。

校内順位も。

 

後は常に目の前の1問に何か付け加える事、反復する事はないか?

それを考え始めたらそれが受験勉強です。

 

 

 

(麻布学院出身生徒のおもな進学大学)

東京大学理Ⅲ、東京大学、一橋大学、東北大学医学部医学科、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛医科大学、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、横浜市立大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、九州工業大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、新潟大学、琉球大学、宮城教育大学、宮城大学など

 

慶応義塾、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、日本女子大学、東京女子大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、聖マリアンナ医科大学、岩手医科大学、芝浦工業大学、日本大学、駒澤大学、専修大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学など

 

海外

イエール大学 北京大学 オックスフォード大学 コロンビア大学

 

東京大学に20年間で4名。そのうち1人は理Ⅲ。

最高人数はやはり東北大学。

 

 

 

過去19年間の上位校合格実績。

麻布学院本校で受験を迎えた生徒数は398名

 

仙台一高進学者 119名

仙台二高進学者 46名

合計 165名

 

トップ2校進学率 41.4%

 

仙台三高 13名

宮城一高(宮城一女含む)40名

仙台二華(宮城二女含む)24名

ナンバースクール合計 242名+土浦第一 243名

ナンバースクール進学率 61%

 

高専・南・向山 合計22名 + ナンバースクール243名

上位校進学率 66.5%

 

(今年の高校受験公立高校合格者)

仙台二高 8

仙台一高 3

仙台三高 2

宮城一高 2

仙台二華 1

仙台高専Ⅱ類

秋田高専

 

麻布予備校開校3年間の合格実績
(麻布予備校卒業生20名)

 

一橋大学

東北大学医学部医学科

東北大学薬学部

東北大学工学部

山形大学農学部

山形大学工学部

岩手大学農学部

国立九州工業大学

宮城教育大学

宮城教育大学

宮城大学

早稲田大学

明治大学

立教大学

法政大学

中央大学

東京理科大学

東京都市大学

同志社大学

立命館大学

芝浦工業大学

など