今日6つ目のブログ
麻布学院は塾長2名体制。
ですから個人塾にありがちな独善的やり方にならないのです。
両塾長タイプが全く違い、考え方も全く違う。
意見がぶつかる事なんて日常茶飯事です。
もう1人は楽観的な人。
私は神経質なまでに悩むタイプ。
今年の中3生の成績に関しても、もう1人の塾長に言わせれば、生徒の伸び率で言えば凄い数字。
17名で偏差値70が4人なんて他の個人塾では出来ない。
単純に言えば4人に1人が偏差値70ですから。
校内10位以内も続々と入り始めた。
下位の生徒を思い切り伸ばしている。
そんな主張です。
私が悩み過ぎていると。
でも私は違うんです。
数字・結果・実績が全て。
開校2年目よりも低かった今の中3生。
何とかしないとしけないと色々、声を掛けたり熱く語ったり。
個人個人と話をしたり。
色々やって徐々に結果が出始めたのです。
他の個人塾と比べれば凄い。
この理屈、好きではないんです。
そう思った瞬間に麻布学院は麻布学院でなくなる。
20名の生徒数で二高・一高に二桁。
それが麻布学院。
二高一高が1人・2人でそれで良いのか!
こう思ってしまうのです。
上の学年も下の学年も結果を出せている。
実績も残した。
それでもここで、この学年は頑張ったと自分に言い聞かせてしまえば、また別の年に妥協する人間になる気がする。
だから私はもう1人の塾長の考え方を素直に「うん」とは言えない。
ここから持っていくのが俺だろう!
そう思っている時に、これで良いと言われたら
「何が!」となる。
こうやって20年間。
意見をぶつけながらやって来ました。
どちらかが生徒を怒ればどちらかがフォローする。
麻布学院は個人塾にありがちな塾長の独善的な部分はありません。
考え方の違う2人が同じ立場で塾を経営しているからです。