中下位層の塾選び。
難しい時代です。
麻布学院の生徒と同等の自制心と自主性があるのであれば、今、無料動画はいくらでもある。
学校ワークと教科書さえしっかりとやっていれば定期テストは問題ない。
偏差値が下がれば下がる程、普通高校の倍率は低くなっていく。
つまりは、自主性と自制心があるならば塾に通う必要が無い。
塾に通わせているのは保護者様の塾ぐらい通わせたいという気持ちか、友達と夜も一緒に入れるという環境を求める子供の気持ちを優先しているか。
どちらかの場合が多いと思います。
塾=常識的に。保護者の務めとして。
塾=学校の延長・友人関係
こういう理由で通っている場合が多いのだと思います。
これだと成績は上がらないですよね。
志望校は今の実力で受かるところ。
何ならば私立高校の方が良い面もある。
友人と足並みをそろえて進む。
保護者様がそもそも塾選びをしていない。
麻布学院の中下位層の生徒と、親交のある塾長たちの中下位層の生徒。
私と他の塾長の話が全く噛み合わないのです。
麻布学院の中下位層。
上位層と同じ時間、毎日授業を受け、毎日自主的に自学に励み。
どんどん成績を上げて上のクラスに合流して来るのがこの19年間でした。
20年目の今年の生徒たちも同じく。
麻布学院の中下位層。
保護者様は今の現状を打開したい!少しでも点数を上げて少しでも1つでも良い順位に。
生徒たちは上位層と毎日関わる事で、学校とは全く違う自分でコツコツと勉強をしています。
中下位層は居心地の良い明るい雰囲気で楽しくやってあげるのが良い。
他の塾長がそんな話をしているのを聴くと、何か胸の奥がザワザワします。
話が合わない。
私は中下位層だからこそ、手厚く追いつき授業をどんどん自学時間に入れて、勉強をする必要を根気強く話すのが当たり前だと思っているのです。
麻布学院から宮城農業に進学した生徒は2名。
その2名。首席ですし大学は東京農業大学。
仙台工業に進学した4名のうち3名は首席合格。
勿論大学に進学しました。
仙台育英英進に進学した生徒は3名。
うち1人は早稲田、うち1人は弘前大学。
東北高校文教に進学した生徒は1人。
その生徒は法政大学。
多賀城高校に進学した女子のほとんどが看護系。
明治大学に進学した生徒もいます。
中下位層に力を入れても生徒がそれを迷惑がる。
そうした経験があるのは私も同じ。
ならば楽しく塾に来れるように。これが理解できない。
迷惑がられようが楽しくワイワイとやらせていたら先程書いた生徒たちが最終的にそんな大学に行けたのか?
麻布学院から仙台高専に進学しる生徒のほとんどは、入塾時下位だった生徒です。
昨年度の受験でも一番最下位だった生徒が秋田高専。
その次の生徒が仙台高専。
ここまで育て上げるのが麻布学院です。
今のままでも良い
そう思うのであれば友人関係優先で、楽しくワイワイとという塾を選ぶと良い。
少しでも上の高校。将来に繋がるように。