今年の中3生。
成績的にまだまだです。
塾開設以来一番模試の平均点が低い。
志望校に関してもまだまだ。
「ここに受かったら良いな」のレベル。
執着や意思が全く感じられません。
執着も意思も強くないので結果に対して無頓着。
その点数から志望校に向かうにはどうすれば良いか考えるには至りません。
昨日は本気で話をしてみました。
本当に今、口にしている高校に行きたいのか?
現状、まだまだ手の届かないという判定の模試が返却されたというのに焦りの色が無いのか?
努力をしている生徒特有の、悪い結果になった時でる悲壮感のような物が全く感じられないのはなぜか?
漠然とまた結果を受け流そうとしていないのか?
自分自身の目標は何なのか?
次々に本気で話をしてみました。
もうすぐ中総体も終わります。
そこからは受験本番。
徐々に徐々に話をする機会を増やして行き、今年の中3生も強い意志と志望校への執着を育て上げていきます。
まずは定期テストで何らかの結果を出せるよう、引っ張って行く事。
人間は数字や結果が出てから大きく変わって行くもの。
まずは定期テスト・7月の模試。
正直、今年の中3生。
志望校合格判定を模試で出せているのは少人数。
ほとんどの生徒がC判定。
これは麻布学院始まってい以来。
毎年C判定はいても1人・2人。
これだけ大量にC判定ばかりなのは未経験。
ここから今年は始まります。
受験までにこの学年。
戦える集団に鍛え上げます。
昨日はそのスタート。
まだまだ、悔しさや悲しさを目の前の点数から受け止める事が出来ない集団。
この集団を嬉しい・悔しい。
沢山の感情が出せるように。
点数に感情を持たなければただの数字。
結果に感情を持てなければただの文字の羅列。
まずはそこから。
生徒と共に、今までにない状況を私も嬉しさ・悔しさをきちんと表現して私自身も精一杯頑張ります。
まだまだここから。
スタートです。