麻布学院。
毎日授業90分。
それだけではありません。
ほとんどの生徒が授業前に集まり、黙々と自学をして授業後にも自学を行ってから帰宅する。
とにかく長時間勉強できる体力がある集団です。
黙々と数時間。
この光景を初めて見て、そこに入って見れば戸惑うのは当たり前。
体験授業でどうにかこうにか脱出できないか子どもは知恵を巡らせるでしょう。
子どもに将来のイメージなどは出来ません。
子どもが思い描くとしてもせいぜい近くに来る定期テスト程度です。
そこに強い目標意識や今までの結果について自分自身に強い不満を持っていない限りこれもイメージにはならない。
子どもは努力する前提で考えるのではなく、今の成績を前提に物事を考えます。
いまよりも30点とか50点とか。
そのような曖昧な目標は達成できません。
強い意志も高い目標意識もありません。
「できたら良いな」的な考えです。
高い目標=やらされる。出来なければ怒られる。
こういった思いが先行しますので、実現可能な目標しか設定しない物です。
実現可能と思っているから努力もおざなりになる。
結果、実現可能と思っていた目標すら達成できず。
達成できたとしても、その結果は持続しません。
少し手を抜いた目標であったにも関わらず、本人は最大限努力したとアピールする事・思い込んでしまうからです。
この目標を保護者様がたてると
「そんな目標は無理」
こういった後ろ向きの感情からスタート
あまりにも今の成績と乖離した目標をたてすぎると初めから達成する意思も何もありません。
そもそも、勉強などは分かるようになって初めて楽しくなるもの。
麻布学院の生徒たちは数時間、黙々と学んでいます。
毎日です。
なぜそう出来るのか?
毎日の授業で知識を徹底して学び、自学時間は自分自身で問題をスラスラ解ける状態になっているからです。
その状態になるまでは、塾側も最大限協力を惜しみません。
自分でスラスラ解ける状態になる。
生徒1人1人やっている事が違いますが、やるべき事を自分たち自身で考える事が出来る。
それは伸びるにきまっています。
やらされているではなく、自分の意志で早く来て自分の意志で遅くまで学び、自分の意志で学ぶ事を決める。
高校生になった時、一番必要な事はこの習慣です。
全員が全員、最初からそうであるか?
当たり前に違います。
体験授業の時は、おそらく保護者様に抵抗した事でしょう。
小学生からいる生徒はスンナリと環境を受け入れます。
小学生のうちに、黙々と学ぶ事を学びその環境になれているからです。
麻布学院の小学生は低学年でもきちんと90分。
黙々と勉強できる姿勢を学んで行きます。
周囲の環境がそうさせるのです。
ですが、中学生になってから入塾する生徒に取っては違います。
まさに異世界。
見たことも無い環境。
見たことも無い光景。
他の塾に通っていた生徒たちでさえ、黙々と自学をし黙々と授業をこなす麻布学院に驚くようです。
塾という物は本来こういった物。
楽しさは自分自身で解ける。解ける事が増える。
点数が上がる。順位が上がる。
志望校が明確に意識できる成績となる。
こう言った事が楽しさのはず。
友達と授業中ワイワイ騒がしく、講師までそれに合わせてご機嫌を取るのは間違いです。
ですが体験中の生徒に取ってこの光景は無理と考えるのです。
そこで保護者様に様々な無理の理由を告げるでしょう。
麻布学院に途中入塾する生徒たち。
この時点で保護者様が強い意志と信念、我が子の成績向上への想いの強さ。
それを見せてくれないと子供の出来ない言い訳に負けてしまう事になります。
結局はいつもと同じ。
目標を達成できなくとも何ともない我が子。
怒られれば出来なかった理由をつらつらと述べ。
自分は頑張っているという逆に被害者の様な態度。
保護者様が嫌という程経験して来た我が子の歴史の繰り返し。
ですがここで保護者様がきっぱりと意思を示して断固たる決意を我が子にぶつければ、後は我々の仕事です。
最初の2週間。
保護者様が頑張ってくれさえすれば、このような結果が待っています。
過去19年間の上位校合格実績。