先程のブログで、麻布学院には自然と勉強できる環境があると書きました。
では逆。
やらない環境を作るのは簡単。
スマホの1台あれば良い。
我々の時代にもPCやゲーム。
携帯電話はありました。
ですがPCやゲーム機は、使用できる場所が限られていた。
保護者様がそこを見張れば阻止できた。
携帯電話は身近に持つことが出来ても、スマホとは比べ物にならない性能。
のめり込むようなゲームもSNSも無かった。
スマホはそうではない。
PC並みのゲームを手軽に。
ライン・インスタ・Twitter。
いつでも外と繋がれる世界。
YouTubeなどいつでも自分が好きなジャンル・内容の物が見れる。
我々の時代のように、好きな番組が始まるのをテレビの前で待つ必要も無い。
そもそもテレビの前にいない。注意も出来ない。
スマホ。
スマホに関連するゲーム。
動画コンテンツ。
保護者様が対抗するのは難しいのです。
「そんなことをしている暇があるなら勉強しなさい!」
「将来、困る事になるぞ!」
「スマホは2時間、勉強も2時間にしなさい!」
こんな言葉を投げかけても。
スマホ・ゲーム会社・人気動画配信者はその道のプロが研究に研究を重ねて作った物。
如何に人の心をつかむか、いかに引き込んでいくかを常に研究し多くの人を巻き込んで行くプロ。
そのプロたちの制作した物に
「将来困るぞ!」「勉強しなさい!」
この言葉では太刀打ちできません。
考えて見て下さい。手元にゲームがある。
いつでも友達と繋がれる。
いつでも自分が大好きなコンテンツを見れる。
自分達の時代にこれがあれば、我々も夢中になったはず。
現実、我々大人もついついスマホでラインやTwitter、YouTubeなどを使っている・見ている。
子どもよりも抑制が出来る大人でさえそれ。
ですから今いる環境を変えようとしても難しいのです。
解決方法は簡単。
すでに出来ている環境に子どもを送り出してしまう事。
麻布学院には数時間勉強のみに打ち込める環境と仲間、伝統があります。
この環境の中では大衆の心を掴むプロが制作したスマホもゲームも動画配信も無意味。
塾にいる時間帯はそれらが存在しない世界ですから。
それが毎日。
気にもならなくなる。勉強とプライベートをくっきり区切る習慣が出来る。
言葉では無理。
環境ごと変えれば容易。
時代なんです。
言葉ではどうにも出来ない物が沢山ある時代。
言葉よりも環境。
環境が習慣となる。
麻布学院はそれを誰にでもなじませる環境と仲間。
伝統が引き継がれているのです。