塾に長く通わせているのに成績が振るわない。

 

勉強をしているようには見えるのに点数が上がらない。

 

そんな生徒の上がらない理由は、勉強に対しての自分の役割が定まっていないからです。

中学生に対して自分のためにと言ったとしても伝わるのかどうか?

 

受験が迫る中3生ならば理解も出来るでしょう。

ですが受験までまだまだ遠い中1生・中2生。

 

ここにその話をしたとしても、どこか遠いお話。

点数の高い生徒であれば理解できるのですが、点数の低い生徒にとってこの言葉は心に響きません。

 

なぜ点数の高い生徒には響くのか?

 

目の前全てのテストに自分の役割を見出しているからです。

 

校内1位を取る!

校内10位以内に入る!

模試で県内1位を取る!

県内上位に入る!

 

様々な目標。

この目標に自分の役割も持っています。

 

麻布学院の生徒の誇り。

勉強量では負けない。

 

自分自身の手で、上位をもぎ取る。

 

責任感が強い生徒たち。

麻布学院には多いのです。

 

 

ですが成績が上がらない生徒には、テストに対して自分の役割が無い。

志望校の定まらず、怒られることが嫌だから勉強をする。

 

 

例えるならばドッジボール。

ドッジボールでボールを投げる人間は自信があります。

ボールを積極的に受け止める人間も自信がある。

素早く逃げて相手のミスを誘導する人間も自信がある。

 

それぞれの得意な分野で役割を持っています。

 

ですがこういう子供いませんでしたか?

内野でボーっとしていて、運良くボールを拾っても投げることなく目立つ生徒にパス。

考えも無く外野に投げてしまうので敵にボールが回る。

 

外野に回った後は、ボーっとしている。

 

どのクラスにもいたと思います。

 

こういった生徒。

自分の役割が何かわかっていないので、ゲームに参加している意識が希薄です。

チームの勝利に対しても気持ちが薄い。

 

動いていることは動いている。

他人にパスもする。

ですが気持ちは薄い。

特に外野に回った後は顕著にそれが見える。

 

 

明確な自分の役割を見つける事が出来ないので、ゲームを楽しむという事が出来ていないのです。

 

こういった生徒には何かの役割を与える事が必要です。

必死で逃げ回るでも良い。

外野でフェイントを入れボールを真剣に味方へパスするでも良い。

 

最低限ここはやってくれという何かを与えて上げる事で徐々にゲームに参加するようになります。

参加すればボールを当てて見たくなる。

受け止めて見たくなる。

工夫をするようになる。

 

最初は上手く行かなくとも、ボールを投げるのが得意な子、受け止めるのが得意な子、逃げるのが得意な子。

こういった子たちと真剣にゲームに参加する事で技術もやる気も上がって来る。

 

 

勉強でも同じです。

上位層の点数もやる気も下位に沈む生徒には他人事。

勉強もやれと言われているからやる。

怒られるのが嫌だからやる。

 

何にも参加しているつもりがなく希薄なので目標が定まらない。

 

 

だから麻布学院は、個人の成績は勿論の事、塾の平均点にもこだわるのです。

平均点で考えれば、塾生全員に役割が生まれる。

 

自分自身が出来るだけの最高点を上げなければ、全体に影響がでる。

高得点とまではいかなくとも自分に出きる範囲の努力をしよう。

 

そう思わせるには、全体の平均点にこだわるのが1番。

 

最初は迷惑をかけたくないでも良いのです。

その気持ちは自発的に育ったもの。

勉強に対して自分の役割を持ったという事。

 

麻布学院はそれを持たせる環境と伝統があります。

本気で生徒たちが自分の役割を果たさなければと思えるように話もします。

そして代々受け継がれて来た数字。

 

 

点数が低い生徒の足りない点数は上位層がしっかりしているので埋めてくれる。

それに甘えることなく、自分自身の点数を上げてその差をなくして行く。

いつしか自分自身が下位の者の点数を埋める役割になっている。

 

 

それが麻布学院、全生徒の成績が向上する秘訣です。

 

入塾テストはありません。

ですが200点台の生徒は1人もおりません。

 

入塾したばかりの生徒にはおりますが、まだ麻布学院で何かをやった訳ではありません。

次の定期テストまで時間の無い学校もあります。

 

そこまでは間に合わないかもしれません。

 

ですが徐々に役割を与え、塾に参加させていく。

自分自身の目標を与えて行く。

 

 

 

想像して見て下さい。

我が子の今の姿。

 

ドッジボールの試合を思い浮かべて下さい。

保護者様も昔やったはずです。

 

生き生きと積極的に投げる・逃げる・受け止める。

そんな生徒がいたでしょう。

 

保護者様がそうだったかもしれません。

 

サッカーでもバレーでもバスケでも良い。

剣道でも吹奏楽でも良い。

 

 

役割を持った子ども達は一生懸命だったでしょう。

輝いていたでしょう。

 

 

ですがそこにはかならず、外野でその様子を眺めながら、時間が過ぎるのを待つだけの子どもがいたでしょう。

役割を与えられる事もなく、ただボーっと。

 

 

今の我が子をそのゲームに例えて想像して見て下さい。

自分の役割を持っていますか?

 

何か得意な事を磨こうと頑張っていますか?

 

 

外野でボーっとしている記憶中に残る子供と重なるならば麻布学院へ。

麻布学院は生徒1人1人に、努力すれば可能な役割をしっかりと与えてクリアすることに真剣とならせる事を得意とする塾。

 

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