16:30の時間帯には2階大教室は自学の中1生・中2生・小学生で埋まっていました。
麻布学院の自学時間は静かです。
皆寡黙にひたすらに。
他塾の塾長さんが、麻布学院に毎年多く来てくれるのですが、生徒の勤勉さと素直さを褒めてくれます。
麻布学院とは自然にそのスタイルが身につく塾です。
特に自学演習中、煩い事もないので怒ったりしたことはほとんどありません。
その必要が無いからです。
麻布学院の小学生は入室の挨拶を元気にしてくれます。
中学生は入室の挨拶をしません。
常に誰かが黙々と自学演習に入っているので、黙って席につき直ぐに自学演習に入ります。
それが麻布学院の気遣い。
帰宅時にはみんな挨拶をして帰ります。
特に私はあいさつについてのルールを教えた訳ではありません。
生徒たちが空気を感じとって出来上がった習慣です。
何も元気に挨拶をして入ってくるのが良いわけでは無い。
麻布学院の自学演習時間は、図書館の雰囲気です。
元気に挨拶して入ってきたら、全員に注目されてしまいますから。
そっと。すっと。
自然に自学に。
それが麻布学院の自学時間。