麻布学院は入塾テストがない。
入塾テストがないので、200点台、300点台の生徒も当たり前に入塾して来る。
人数をそこまで増やすつもりはないので、1人の成績が塾の平均点を大きく引き下げる事も当たり前にある。
しかし、400点は割らない。
今回も420点台をキープ。
これは上位層がきちんと成績を出してくれるからだ。
麻布学院の上位層は、きちんと成績がまだ上がらない生徒たちの点数は、自分たちがカバーしようと本気で思ってくれている。
伝統。
今までずっと麻布学院の上位層はそんな生徒たちでした。
中3生になると、平均点が跳ね上がるのは、低迷していた生徒たちも努力が開花し、点数が取れるようになるから。
やはり、上位層にカバーされている自覚はある。
だから何とか自分自身が頑張ると思ってくれているのだ。
だから成績がまだ上がらない生徒たちも自学演習に早く来るのだ。
みんなが平均点を気にしている。
1人1人役割がある。
それを果たそうとみんな懸命だ。
私が怒るのは結果が出た時のみ。
後は生徒たち自身が自分の責任を、1人1人果たそうと頑張ってくれる。
それが麻布学院の生徒たち。
生徒たちも数字・結果・実績に拘って頑張っている。
麻布学院の生徒たちは、成績がどうであろうがプライドがある。
努力しているというプライド。
塾の平均点に対するプライド。
1人1人役割を果たしているからこそ、400点を割ったりはしない。
みんな定期テスト後も懸命に頑張っています。より一層活気がある。
それが麻布学院だ。
1人1人。
自分自身が出来る範囲、最高の結果を。
頑張っています。
頑張れる環境がここにある