私は生徒たちが自分自身、実力の限界と思い込んでいる点数より更に上の事を求めるようにしている。
求めて期待する。
期待しているときちんと口にする。
実力以上。
その実力は誰が決めた?
自分自身でしょ。
君はそんなに自分自身を信じているのかい?
違うでしょ?
自分自身をそこまで信用していないはず。
だからそんな自分自身が決めた実力なんて、自分で自分を抑え込むための言い訳でしかないんだよ。
それ以上出来ると思っているけれど、それ以上を認めてしまうと更に努力しなきゃならなくなる。
だから自分の実力を決めつけるんだ。
私は受験のプロ。
私が君の思い込む実力以上を求めるという事は、まだまだ君は伸びるんです。
だから私は君が決めつけた実力以上を求める。
期待していると口にする。
麻布学院の生徒たちが、次々に壁を越えて行くのは、期待されるからです。
私はきちんと成績を管理しながら期待するんです。
君自身が決めつけた自分の実力よりは正確だよ。
入塾の時に、嫌がって2度も逃亡した子が今日壁を越えて来た。
本当に嬉しそうに。
そうじゃない。
私はもっと期待している。
君はまだまだ頑張れる。
1位を取る君が私には見えている。
だから期待しているよ。
期待している。