森保監督。


お疲れさまでした。


敗戦の後に熱弁を振るう、監督の姿に自分を重ねていました。


毎年、合格発表の日。


無念な結果となった生徒を前に、何とか前を向かせなきゃと必死に熱弁を振るいます。


泣く生徒もいるし、私も感情がぐちゃぐちゃで、どうにかなりそうになるけれど、必死に前を向かせようと、毎年熱弁を振るいます。


麻布学院本校の生徒たちは、受験が終わった次の日から高校準備に入ります。

欠ける事なく。


合格発表の次の日も高校準備に励みます。

無念な結果となった生徒もです。


そうなるように、毎年発表の日には、気持ちがぐちゃぐちゃになりながら、熱弁を振るうんです。


生徒たちもキツい。

私もキツい。


でも前を見なきゃならない。

次の受験は始まっているんです。


麻布学院の生徒たちは、合格発表の次の日も全員そろって黙々と勉強をする。


それが私の誇り。

発表の日は、私だってどうにかなってしまいそうな気持ちですが、必死に熱弁を振るうんです。


大学受験に向かわせるために。

生徒たちがそこで、折れてしまわないように。必死に。


今日の森保監督の試合後の熱弁。

自分自身を重ねていました。