宣伝を抜けば11ブログ目。
今日は土曜模試。
思った通り。
定期テストで結果が出た生徒ほど、点数が大きく落ちています。
これが定期テストの恐ろしさです。
大手塾が定期テストにあまり力を入れてこないのは、自分達で定期テストの勉強が出来る子どもたちをきちんと集めているから。
麻布学院に来るようなタイプの生徒はそうは行かない。
定期前は定期に集中します。
その結果、定期後の成績の落ち込みが毎回来るわけです。
学校ワークの周回数勉強の恐ろしさです。
受験勉強と定期テストは勉強方法が全く違います。
定期テストが取れる生徒、模試で点数が取れるとは限りません。
定期テストに集中する期間が長ければ長い程、受験に対する勉強の学力は落ちるのです。
それは簡単な事。
定期テストは復習範囲が入らない。
範囲も狭く出題される物も学校ワーク中心。
深く暗記を繰り返す。
これが定期テスト。
模試は全範囲から出題されます。
定期テスト中に復習や演習での練習機会が奪われるので点数は下がります。
麻布学院も昔は定期テストに関して、1週間程度の定期テスト対策をしていました。
その時代は評定が150点台でも仙台二高や仙台一高に合格者がガンガン出ていました。
今の受験制度になってからです。
ですが、近年の受験問題は大差がつかず、評定勝負に持ち込まれてしまうと苦しくなる。
定期テスト対策に2週間~1か月の時間を使う様になりました。
今回、一番生徒数の多い宮城野中学校の定期テストが新型コロナの学級閉鎖が相次ぎ、かなり先に延期された事で、定期テスト対策期間が大きく伸びました。
模試の点数が大きく落ちるのは予定通り。
生徒たちがビックリしていたので大丈夫でしょう。
この2日間話をして来たことが現実に起こったのですから。
明日からまた気合いを入れて学力を上げに行くぞ!
麻布学院は毎日授業。
だからこそ、定期テストに集中しても学力の低下を防ぐことが出来ます。
定期テストと模試・実力テストの両立が出来ない生徒。
かなり他塾にはいるんですよ。
塾は必ずどちらかに偏るので。
定期か受験的学力か。
麻布学院は両方に対応しています。
明日からは学力をやっと上げに行ける。
冬の模試に向けて頑張りましょう。