受験とは、結局数字の戦いなのです。
調査書には、部活の活動記録や学校での活動、社会貢献活動なども書かれる。
かれるがそれは考慮されたとしても、1番高校が見ているのは調査書点だ。
まだ調査書は、様々な活動が書かれているから良い。
受験の点数は数字だ。
数字に優しい子も良い子も関係ない。
優しい子だろうが良い子だろうが、数字にそれは反映しない。
高校側は数字しか見えないのだ。
だから私は数字にこだわる。
何でこの真面目な子がとか。
何でこの良い子がとか。
今まで散々、悔しくて苦しい思いをしてきた。
悔しさ、苦しさが残った生徒もいるだろう。
結局、その悔しさや苦しさ。
私が1点への執着を教え込まなかった、伝えきれなかった事が招いた。
だから私は数字と結果に拘る。
麻布学院の生徒達は、みんな素直だ。
純粋で努力を惜しまない生徒達が多い。
でも点数に執着が無い生徒は、まだまだいるのだ。
流石に中3生にはほとんどいない。
全てではない。
今回の模試で記号を空欄にした生徒がいた。
中1ならばまだわかる。
散々に私に怒られるから、中3生になる頃にはいなくなる。
空欄そのものが無くなる。
当たり前に今回、記号を空欄にした生徒は
塾で最下位になった。
かなり離されての最下位。
執着がないからだ。
正直空欄を見たとき、怒るのではなくフッラットになった。
冷たい感覚になった。
私は本当に怒ると冷静で冷たくなる。
多分、空欄は受験なら高校側に唯一伝わる悪い個性になるだろう。
こういったとんでもない行動をしない限り数字に人格はない。
ただの点数だ。
良い子も優しい子も伝わらない。
受験には考慮されない。
冬期講習では、1点への執着心をもっと教え込まなければならない。
もっと熱く熱く。
冷静に冷たくなってはいけない。
それは麻布学院塾長ではなく、私の感情だ。
麻布学院塾長は熱く熱く。
明日から1点への執着心を語る私がいるだろう。
12月はより熱く!!
点数に人格は関係ない。
関係するのは執着心のみだ!