麻布鬼管理オンライン。

 

現在生徒5名。

私の出来る範囲で細々とやっています。

 

オンライン生。

どんどん勉強量が増えて行くのです。

 

内容を見て私が指示したり、褒めたり注意したり。

一番その生徒に必要なテキストを手配したり。

 

勉強を教えている訳ではありません。

 

たまにヒントを出したりはしますが、基本的に自学です。

 

基本自学で本当に上がるのか?

 

 

上がるんです。

 

今見ている5名中3名は校内10位以内。

校内1位獲得もありました。

 

2年前にオンラインをやった時は全員が校内3位以内または成績優秀者表彰。

 

 

勉強量がみるみる増えるんです。

 

 

その理由は、はっきりと

 

「期待している」と伝えているからだと思います。

 

 

麻布学院のオンラインに来るような生徒さん。

成績を落として保護者様が心配してお問い合わせが来るケースばかり。

 

少し保護者様も期待が失望に変わっているんですね。

 

保護者様のそういった気持ちに子どもは敏感です。

失望を感じ取ると子供はどんどん勉強が出来ないようになる。

 

保護者様がいくら勉強させようとしても、言葉の端々に少しの失望が見えてしまうのです。

 

 

私はオンライン生に期待の言葉しかかけません。

あまりにも少ない勉強量の場合は嫌味も書きますが、基本期待しかしていない。

 

毎回、期待しているとハッキリ書きます。

 

子どもって期待されていると重荷にも感じるけれど、うれしくもあるのです。

誰かの失望を感じ取っている時期だと、誰かに期待される事だけで変わって行くのです。

 

 

その中でも1人の女子。

昨日100ページぐらい送って来ましたね。

この子は毎日学習量が上がり、今では大丈夫かな?と私が感じるくらい頑張っています。

定期テスト前なので張り切っているようです。

 

私はこの子にずっと「期待をしている」「頑張れている」とコメントし続けました。

別に何かの意図があった訳でもなく、素直にそう思ったからです。

 

するとどんどん勉強量が増えて行った。

 

 

保護者様はやはり子供を一番知っていて、小さな頃から期待して大切に育てて来たと思います。

ですから良い部分も悪い部分も知っている。

どうしても、身近にいる分、悪い事に目が行ってしまう。

 

期待していた分、失望も感じてしまう。

 

 

私たしは客観的にしかその子を見ません。

客観的に見れば頑張っている。

 

だから「頑張っている」「期待している」と言えるのです。

 

 

中2生の男子も、文字が異様に汚かったのです。

「文字を丁寧に」何度も注意をして行くうちに、最近丁寧な文字を書くようになりました。

何故文字が汚いかの原因を私が指摘したからです。

 

早く終わらせようと焦るので、答えを書いているその時に次の問題に気持ちが行く。

だから文字が汚くなる。

 

何故それに気が付いたかと言えば、後半になればなるほど文字が汚くなるのです。

あきらかに早く終わらせようと焦っています。

 

これ、日頃から注意していないと試験でミスを連発してしまう子になるのです。

 

だからしつこく注意しました。

でもやっている内容は私の指示したようにきちんとやっています。

そこは褒める。

 

期待が生徒を成長させる。

 

私は厳しいと言われていますが、それと同じぐらい生徒に期待の言葉をかける人間です。

期待されると重荷になるが、他人の期待は嬉しい物なのです。

 

私は素直に期待していると言う人間。

 

それがわざとらしくなると逆効果。

自然にが大事なのです。