麻布学院の座席は模試の点数順。
今月の模試で、3ヶ月前は1列目だった女子が3列目になった。
悪い点数では全くない。
模試で440点を超えている。
ただ、麻布学院の生徒達はみんな努力をしているのだ。
座席を模試の順番にしているのは、常に公平でいるためでもある。
私が座席を決めたならば、その子は1列目だろう。常に頑張って来た。
学校の1位でもある。
成績が落ちたキッカケは、学校評定。
学校の1位。
真面目。
良い子の見本のような生徒だ。
それなのに、技術教科。
4が3つ。
本人も納得出来なかったようだ。
私も出来ない。
学校の1位に4が3つ。
他の中学と比較して、その中学校は評定が低い。
面談で何故か、担任から仙台三高を勧められた事も悔しかったと思う。
自分の学校のダントツ1位に、二高より三高が良いと言うのはいかがなものか?
学校でそんな事が続き、少し気持ちが切れかかったのだと思う。
私はやはり毎日接しているので、危うさを感じて、集中するように声をかけ続けて来た。
しかし3列目。
麻布学院は公平だ。
数字がと結果だ。
いくら頑張っていようが、いくら校内1位だろうがみんな頑張っているんだ。
私の権限で二列目には出来ない。
12月模試で、自分の力で上がって来るしかないのだ。
3列目から二列目になった生徒も。2ヶ月前に二列目から落ちた生徒だ。
やっと二列目に復帰。
みんな頑張っている。
私は常に数字に公平である。
座席が点数順なのは、競争心を育てる意味もあるし、抜く喜び、抜かされる悔しさが成績向上に寄与すると知っているから。
そして常に公平であるためだ。
みんな頑張れ!
麻布学院の二列目は甘くはない。
1列目はもっとだ。
頑張れ!