私は麻布学院についても、生徒たちに対しても数字や結果には厳しいです。
例えば学年1位コンビの中1生、中2生の2人。
この2人が大きなミスをして、10位以内には入れなかった場合。
私は多分、励ました後でミスは勿体ないも、受験だったら終わっていたよという話をします。
ワーク20周以上やって、毎日自学演習も早くから来る。
彼女たちを怒る事はないです。
努力をした者は、己で悔しさも知る。
私は普段、何も言いません。
目に余る人間。
例えば、酷い結果を出した次の日でさえ自学演習に来ない。
怒られた次の日以外来ない。
その行動を逐一メモしています。
そして警告。
自学演習に来ないのは良いが、きちんと数字は出すように念をおします。
大抵の生徒たちは、この時点でヤバい雰囲気を察知して自学演習に来ます。
それを繰り返すうちに、ほぼ全体がきちんと自学演習に来るようになる。
数字は出さない、自学演習にも来ない、保護者様からは自宅でスマホばかりみている。
こんな生徒はドカーンと怒ります。
出来なくてめ、自学演習頑張っていたならば、あまり怒りません。
怒られないのも生徒たちは逆に無視された感覚になるようなのできちんと怒ります。その後で努力は褒める。
ただ、自分自身が全体の平均点を大きく落とした事は自覚させます。
子供は自分自身の点数に無頓着でいれても、他の生徒たちの迷惑になる事は嫌なのです。だから頑張るようになる。
麻布学院はそうやって成績が低い生徒たちにも役割を持たせます。
一番怒られるのは、努力せず中途半端な点数を感度も取る生徒たち。
中途半端に点数が取れるから、努力も中途半端。点数も中途半端。
こういう生徒たち。
中3生で大きく点数を落とします。
学校の先生にもこの手の生徒は評価されないんです。
評定が低くなる。
ヤバいと気が付き始めるのは、中3生の春。ガクンと落ちます。
データでその傾向が出たら、私は怒ります。怒った時点で変わることが出来れば助かる可能性が高いのです。
だから必死に変えようとします。
私が怒っている生徒たちはターニングポイントにいる生徒たち。
しつこく粘り強く。
その結果がこういう実績なる。
私は諦めない。
誰もおいていかない。
だからこうなるのです。
私は普段、中3生以外は怒りません。
中3生は別。
受験だし、人間関係ができている。
中1、中2で私が怒った場合、ターニングポイントだと思って下さい。
滅多にない事をやらなきゃならないぐらい不味い状況なのです。
私は諦めない。
だからそういう時は厳しく接します。
おぼれかけている我が生徒を助けようとするならこちらも必死ですから。