中2生には校内1位が2名。
宮城野中で1位を獲得した生徒。
宮城教育大学附属で1位を獲得した生徒。
宮城野中の1位の生徒は凛としている。
姿勢も良く字も綺麗。
一番早く自学に来てずーーーっと勉強をしている。
努力家だ。
小学生の時はごく普通。
立場は人間を変える。
まさにそれ。
でもこの子。
実際は表情が豊かだ。
いつも凛としているが、テスト結果が良ければ目元が笑顔になる。
誰かに少しでも負ければ、話しかけた瞬間に泣く。ぼろ泣きする。
私はこのタイプの生徒が好きだし、このタイプを伸ばすのが得意だ。
この子は背中で他の生徒を引っ張るタイプだ。
凛とした姿勢で黙々と勉強をしている。
部活は勿論、運動部系。
兎に角努力をする生徒だ。
中3生の学年1位は沢山いるが、同じタイプの生徒がやはり宮城野中の1位を一番獲得している。
中1生の学年1位も努力タイプだ。
中学生のうちに、そこまで能力差なんてありません。
努力タイプが勝つのが中学生。
実は高校生も同じ。
要するに努力が出来ない生徒は4位止まり。
この子は凛としている。
一見話しかけるのに戸惑うぐらい。
出も話しかけると笑顔になる。
実は表情が豊かな生徒だ。
凛としているのは、麻布学院を代表する生徒の自覚があるから。
私は麻布学院の代表が誰か聞かれるといつもこの子の名前を出す。
学校ワークはすでに13周。
新型コロナの影響でテストが月末に伸びた。
何周やるのだろう。
中1生のトップもすでに15周目。
この子も早くから塾に来るので、中2生のトップの生徒のすぐそばに座る。
二人とも黙々と勉強をしている。
この2人の行く道にはいくらでも可能性がある。
普通の子どもが可能性をどんどん増やして行く。
そのまま凛とした子でいて欲しいと思う。
表情豊かな部分を残したまま。