麻布学院は厳しい事で有名です。
勉強量も多い。
ですが、私の授業が入る夏休み以降、極端に退塾率が下がります。
そこから一気に点数を引き上げに入ります。
みるみる点数が上がり始める。
私はずっと生徒達との会話から勉強の学習進度、学力、点数、性格、保護者様の考え方。
全てをデータに落とし込んで、日々学習計画を更新する人間です。
元来、データ尊重タイプの人間。
厳しくするのも笑わせるのも、全てそれに基づいて行っている人間です。
どうやれば成績が上がるのか、個人個人、データとその場の対応力で考えながら授業を進めます。
厳しいだけでは生徒はついてきません。
当たり前です。
愛情が無いのに怒る事は絶対にしない。
中1生・中2生はほとんど怒りません。
結果が出た時に、冷静沈着に問いただすだけ。
その生徒に対して熱くなれない時期には怒りません。
怒っているうちに感極まる様な状態になければ怒りはしません。
ですが中1生や中2生でもトップ集団の生徒ほど怒られる確率は高いです。
きちんと性格も成績も把握して、すでに点数を上げに入っているからです。
当たり前にそういった生徒たちには愛情が入っています。
麻布学院七不思議。
塾長に話しかけられる生徒は成績が上がり始める。
中3生に対しては、そこまでデータに基づき、自分の中に1人1人を落とし込み、生徒との歴史を積み重ねながら成績を上げて行きます。
怒ればその後のフォローも欠かしません。
メリハリです。
愛情をこめているからこそ退塾が無いのです。
何よりも目に見える速さで成績が上がって行く。
テストを返却した時の笑顔や悔しい顔が私は好きです。
点数に無頓着な生徒は麻布学院にいない。