こんな顔で報告に来た。

391点の生徒が426点になった。
 
本人はこんな顔で報告に来た。
456点と聞き間違えた私は一瞬喜びそうになった。
 
でも私もこんな顔になった。
 
いつも私は410~449点までが一番嫌いだと言っている。
そこになる生徒はいまいち努力が足りないケースばかりだからだ。
 
 
うーーーん。
今日の生徒は35点UP。
 
自己最高点。
 
流石にこれにはならない。
 
やはりこれ。
 
その生徒の限界とか最高地点を私が決めつけてはいけない。
他の生徒を怒る点数で、褒める事はその生徒の点数を私が決めつけている事になる。
 
ここまで来たら次は450点を取ってもらわないといけない。
だから最高地点の喜びは見せてはいけない。
 
微妙に喜ぶ程度。
生徒も私もお互いに苦笑いだ。
 
でも成長はしたと思う。
昔の彼ならば、満面の笑みを込めて報告に来たであろう事が想像できる。
 
 
しかしこんな顔で来た。
 
うーーーん。
あと14点高ければ多分、もう少し二人とも喜びを隠せない顔になっただろう。
 
14点分の何かが足りなかったのです。
24点上がっていたら、二人とも最高点の喜びだったわけですよ。
 
 
次は450点を取ろう。
こんな顔にならないで済むように。
 
全員に450点をいっているのだから、当たり前に君も目指すのは450点だ。
 
次は大いに喜ぼう!
頑張れ!