麻布学院本校にも大きな出遅れをしてしまう生徒がいます。
入塾テストが無いのだから当たり前です。
定期テストで250点台を取ってしまった生徒。
唯一、麻布学院本校の200点台です。
しかし彼女。
成長して来ています。
きちんと毎日自学演習にも来ていますし、毎日授業も休みません。
授業終了後もきちんと自学をして帰ります。
そんな彼女。
麻布学院は土曜日に単教科模試を実施するのですが。
その日は数学。
私が模試の監督。
なんとなく徐々に伸びて来ていた実感はあったのですが、なんと。
いつも40点とか50点だったこの子。
95点
その帆の模試は100点の生徒が半数以上いましたので、簡単ではありました。
ですが95点はお見事。
ですが彼女。
やはり理社は全然やっている気配が無い。
ですからこの前、一計を案じました。
私が中1生の授業に入り社会を担当。
案の定。
口頭の質問に1問も答えられず。
授業を進め、ことあるごとに同じ答えになる質問を投げかけましたが全て答えられず。
答えは同じ物。
90分でやっと最後に1問答えました。
ここまでだと、ただ単に出来ない生徒達の普通の行動。
でも次の日から彼女。
教科書を見ながらお手本のノートを自分で写し始めました。
成績が低めの生徒が、基本嫌がるノートまとめ。
お手本があるので、それを元にどんどん進めているようです。
やはり、成績が上がる過程では、成功体験や悔しさ。恥ずかしさなどが必要。
この生徒は数学で成功体験をする事で、毎日自学演習に励むようになり。
社会の授業で悔しさと恥ずかしさを体験し、基本を学ぼうと言う姿勢を見せて来ました。
でも、この生徒。
入塾の時の彼女ではありません。
新みやぎ模試で341点を獲得しています。
その後行った育伸模試では372点。
定期テストで250点台だった生徒が模試で341点→372点。
確実に自学演習→授業→自学演習の黄金パターン。
圧倒的な学習量
勉強をする体力・集中力
自ら学ぼう・成績を上げようと頑張る自学力。
そして毎日授業による学力が付いてきています。
数学と英語の遅れを取り戻すのに、必死で社会・理科を学ぶ時間が無かっただけ。
麻布学院は成績の低い生徒を放置しません。
出来るだけ少人数のクラスにして学力を上げて行きます。
それよりなにより、麻布学院の環境は、自分で学ぼうと言う雰囲気に溢れています。
子どもは流されやすい。良くも悪くも。
塾生の8割が授業前の自学に参加しています。
授業後の自学はほぼ100%。
自然と学習時間を確保し、自然と学習習慣が身につく。
麻布学院の環境がそうさせます。
この子。
今回の定期テストは期待しています。
毎日せっせとノート作りをしていますから。