麻布学院の場合。
毎日授業・毎日自学演習で中3生になると一気に学力が上がって来ます。
その結果、受験する高校もトップ5校ナンバースクールを受験する生徒が多くなる。
上位校の受験は、当日の点数が大きく合否を左右します。
評定がそこまで高くない生徒は、高得点を叩き出さなければ道が無い。
まさに1発勝負。
19年間の受験の中で麻布学院は、卒業生の6割強をナンバースクールに送り出しました。
仙台二高・一高・宮城一女・宮城二女(当時)の合格確率は50%強。
確実に学力を上げて行く麻布学院。
上位層は受験でほとんど合格を決めて来ます。
ですが、19年間の歴史の中で、なぜこの生徒が?という不合格も経験して来ました。
模試も校内定期テストでも上位。
実力テストでも上位。
評定もまずまず。
全てがまとまっている生徒。
不合格となった生徒よりも、全てのテストにおいて点数が低い生徒が合格し、なぜという生徒が不合格になる。
これ。
もう答えが出ているんです。
共通点は
「文字が汚い」
昔、仙台一高に進学した卒業生が先生に質問してくれました。
文字の汚さの扱いについて。
「判別できない文字はバツ」
高校入試の採点は、高校の先生たちが採点します。
文字の汚さは致命的。
判別できるのであればOK。
ですが、読めない文字が1つでもあればバツ。
記述などでこれをやられると、一気に5点。
記号でも「D」をはみ出して「b」に見える様な書き方をする生徒がいます。
小文字の「a]と「d」が判別できない生徒もアウトです。
文字ぐらい大丈夫であると勝手に判断しない。
現に、麻布学院で「なぜこの生徒が?」という不合格になった生徒達は文字が汚かった。
注意しても注意しても、小さなころからの癖は抜けません。
相当周囲が何度も注意してやっと改善されるくらい。
定期テストでも模試でも実力テストでも、そこまでうるさく言う先生や採点者は稀。
受験は違うんです。
日頃から文字は出来るだけ綺麗に。
綺麗に書けない場合でも、しっかり判別できる書き方に。
特に記号!
「ア」と「イ」の判別がつかない生徒もいます。
保護者様。
特に小学生の保護者様。
子どもの描く文字を見て下さい。
記号で判別できない文字はありませんか?
小学生のうちに直しておかないと癖になり、受験でもしかすると・・・