他塾の塾長と交流するようになって自らの学びとか依存度とか。
そんな話ばかり見て来たので、この2年間。
麻布学院にとって間違えた状態になっていた気がします。
一昨年は、麻布予備校によく顔を出して、当時の高2生・高3生と話をしていました。
高1生を怒る事もしばしば。
それが、この1年と半分。
予備校の方に顔を出していません。
勿論、本校の立て直しに集中していた事もあるのですが、自立とか依存とかそういった話に敏感になっていたのも事実。
今の高3生が高1生の時に、私に依存しているのではとある生徒の保護者様から言われて、その後その生徒が退塾になってしまいました。
小学生の時から必死に学力を上げて仙台二高合格を勝ち取った生徒でしたのでかなりショックも受けました。
その事をかなり気にしていて、中学生は私が集中して頑張り、高校生は専門家を集めて生徒達の自主性に任せようと思う様になりました。
その代わり、日本中から強い人材を集めよう。
仙台で集められる強い講師を集めよう。
私は裏方に徹して来ました。
オリジナルのテキストと完璧なスケジューリングのプランブロックで合格を勝ち取る日本有数の大学受験塾生徒派。
日本中を飛び回り国語を教えている安田講師。
日本でも数少ない世界史専門クロニクル。
医学部医学科生だけでも5の講師を集めて、強い人材を予備校側に回してきました。
そして今回は大学で研究者として活躍する人材を獲得する予定です。
自学スペースの麻布BASEを地下鉄沿線に作る計画もそう。
しかし、いくら強い人材を集めても、私ともう1人の塾長が距離を取ると、放ったらかしにされたと感じてしまう生徒と保護者様がいるようです。
私としては高校生になったならば、自分の意志できちんと学び、強い人材を集める事で私から巣立って欲しいと思ってやった事なのですが・・・
やはり、麻布学院は麻布学院。
麻布予備校は麻布予備校ですね。
考えれば、一昨年は毎日受験生と話をしに行っていましたし、昨年度の生徒も高2生の時に沢山話をしていました。
人材は集めているので、私が授業に入る必要はありません。
しかしながら、学習意識の向上ややる気の継続、勉強の指示などを私自身がやるべきであったり、生徒派を中心とした専門家や講師達と生徒の間に入って円滑に授業を進める役割をする必要があったと思います。
私は良かれと思い、わざと距離を取っていたのですがそれは生徒や保護者様にとって寂しい事のようです。
麻布学院本校の改善がほぼ出来ました。
昨年度から集中して立て直しを頑張って来ましたので良い状態です。
ここからは、麻布学院本校と兼任して麻布予備校の方も改善していくつもりです。
麻布学院本校の改善も常に行っていなければなりませんので、両塾長が協力しての形になりますが、私も出来るだけ顔を出し個人面談なども生徒派山本マネージャーにお任せするだけではなく、私やもう1人の塾長もやって行こうと思っています。
まずはもう1人の塾長が多く顔を出すようになります。
私も中学生の定期テストが落ち着いた段階から顔を出すようにしたいと思います。
正直どのような状況でも、大学に合格する事が目標。
他塾には他塾の合格の仕方があり、麻布学院には麻布学院の合格がある。
今年の受験生たち。大学生になってまで私を頼る生徒はいませんし。
立派に講師をやってくれています。
他塾には他塾のやり方がある。
今の麻布学院は自学率も上げて、自主性も育っています。
今年の中3生からの大きな改革です。
この状態であれば大丈夫。
私も予備校の方に積極的に関わろうと思います。
ここから麻布BASE含めて予備校の大改革を行います。
麻布予備校へ入塾希望の方はこちらまで。