中学になった時の模試。
毎回20点台・30点台だった生徒。
しつこく遅れを取り戻すために基礎基礎基礎。
一番下のクラスは基礎を繰り返す。
基礎が定着して来てから難しめの問題で確認。
確認が出来次第先取りに移行する。
それが麻布学院のやり方です。
その基礎クラスの1年生。
2名ほど、20点・30点という点数になってしまう生徒がいました。
定期テストでも点数はあまり芳しくはない。
ですが復習からじっくりと基礎基礎基礎。
自学演習にも必ず来るようにうながして勉強量も増えていました。
生徒自身がきちんと問題意識を持ったんです。
毎回点数が低い事に。
それが行動に現れていました。
この前の土曜模試。
勿論模試の問題です。簡単では無い。
教科は数学。
2人のうち1名は95点。
一番定期テストで点数が低かった生徒です。
もう1人。
一番生徒達の中で点数は低かったのですが、70点。
模試の問題だと考えれば、きちんと基礎を授業で学び、自学で繰り返した跡が見えます。
2/3程度の生徒が100点でしたので、霞んでしまいますが私はその2人。
褒めました。
100点をとった多数よりも。
20点・30点から70点・95点に点数を上げる事。
小学生のテストでも難しい。
まして中学生の範囲。
小学生で分数・小数は勿論の事、図形、大きな数の掛け算、割り算も危なかった生徒。
その2名が中学の模試で70点と95点。
大きな進歩です。
定期テストで点数が低かった事。
私はきちんと怒り、真剣に話をしました。
点数が低い事は仕方がない。
それに対して何の感情もたないのは良くないことだと。
何かの感情が変われば行動も変わります。
行動を変えた結果がこの点数です。
子どもたち。
何か1つでも成功体験があると変わりますよ。
一気に変わります。
この2人。
きちんと早くから自学に来ています。
やっぱり無表情を装ったり、低い点数を取った時に笑顔になってしまう生徒でも、本当は変わりたいと思っているんです。
でも変われない失敗体験が、点数に無表情に、酷い点数に笑顔を見せてしまう癖に結びついていまっただけ。
私はそこを徹底的に変えて行きます。
悲しい物は悲しい。悔し物は悔しい。
変わりたいと思うのであれば、その少しの気持ちを大きく育てれば良い。
麻布学院は入塾テストなどやりません。
評定も関係ありません。
どんな学力であろうと、どんな性格であろうと。
我々は中3生秋までに引き上げて来ました。
それが麻布学院です。
出来ない生徒にはしつこく基礎基礎基礎。
いつかは出来るようになる。
そうなれば超先取りに移行。
中3生秋には足並みが全員揃う。
そこまでのプロセス。
麻布学院にしか出来ないことが沢山あります。
点数が低いテスト。
我が子が保護者様に見せる。または隠す。
その時に我が子の表情を見て下さい。
何の問題意識も感じられず、淡々と受け入れ無表情では無いですか?
低いテストを渡すとき、笑顔を浮かべてしまっていませんか?
その表情を見て、保護者様。
悔しかったり、悲しかったりしませんか?
私は悔しいし、悲しい。
だからその表情を変えるためにしつこくしつこく真剣に向き合います、
麻布学院は勉強の点数。
無表情でいられない塾。低い点数で笑顔は許さない塾です。
その結果が模試で数学70点・95点。
塾をやっていて嬉しい瞬間です。