昨日も書きました。

 

この時期からもう少し遅いタイミングで入塾した中3生の今。

 

昨日書いた生徒は、大手塾に通い上位クラスから落とされてしまったタイミングで麻布学院に来た生徒です。

 

今日書く生徒については、塾に全く通った経験がない生徒。

中3生になる直前に入塾して来ました。

 

状態はやはり校内10位圏外であることは勿論、受験に対する勉強をしていなかったので、復習の部分に抜けがかなりある。

 

模試では全く点数が取れないタイプでした。

自学時間にも積極的に参加し、真面目に通い続けてくれたのですが、やはり遅れは明白。

 

定期テストは範囲が決められています。

範囲外の復習の部分は自分でやらなければならない。

 

そこに苦手分野があったとしても、学校だけの生徒はそれを質問する人もいないし、問題意識もない。

何故ならば定期テストには出ないから。

 

 

学校の定期テストで450点近くを取っている生徒が、模試を受験したら400点を切った。

よく聞く話です。

 

毎年そのような生徒が入塾して来ます。

 

この生徒も模試は塾内でかなり下の方でした。

 

ですが彼女に言い続けたことは、定期テストは違う。

努力と根気で点数が上がる物と言い続けていました。

 

中間テスト。

10位圏外から見事学年2位。

学年1位は麻布学院のトップ。

それに迫る勢い。

 

それでも模試の結果は塾内最下位クラス。

7月・8月模試と悔しい思いをしたと思います。

 

模試が取れない。

 

ですが麻布学院の夏期講習は朝10:30~21:00まで。

ここで一気に復習を入れた事により、彼女の力は蓄えられていたのです。

 

期末テストも学年2位。
学年1位は同じく夏期講習から上がり始めた麻布学院の生徒。

 

そして9月模試

 

 

県内7位。

 

 

当たり前です。

彼女は誰も気が付かなかっただけで、努力が最初から出来る生徒だったから。

 

一気に定期テストで2位に圏外から入る。

根性と根気の持ち主だったのです。

 

7月模試・8月模試が良くなかった時も、私はかならず跳ねる時期が来ると言い続けました。

何故ならば、麻布学院の中では点数は低い方でしたが、7月模試では400点を超えていました。

 

受験の方も、地道な努力で上がっているのがデータ的に見えていました。

9月までかかりましたが、彼女が成功した理由。

 

定期テストと模試をきちんと違うものと認識していた事。

模試で点数が取れないからと言って定期テストまで点数が取れないとは全く思わずに、学年1位を目指し始めたこと。

 

中3生の学校評定は当たり前に高くなりました。

後は持ち前の根気と根性で受験まで突っ走る事です。

 

この生徒もきちんと自学に来てくれていました。

そこまで努力をしている生徒に麻布学院は塾側の努力で返します。

 

授業を少人数個別にしたり、自学時間に講師を付けて個別指導に切り替えたり。

本人も頑張りました。

 

 

可能性を消さない。

可能性を残す。

 

麻布学院は、どの時期に入塾した生徒であっても、可能性を残す努力をします。

選択肢の幅を広げて行く。

 

それが麻布学院の考え方です。