私よりも年齢が若い塾長さん。
前に言っていました。
「生徒をお金だと割り切るようになればおしまい。塾をたたむ」と。
若いからだと言う経営者はいるかもしれません。
ですが私も同意見です。
生徒をお金の為と割り切る「お客さん」だとは思いません。
出来る事は最大限にやる。
点数が上がらない、遅れが出ている生徒には自学時間に講師を付けて個別指導をします。
点数が低い生徒ばかりでは不公平になるので、点数の高い生徒にも講師を付けて個別指導をします。
自学時間の対応ですから講師の費用は全て塾が出しています。
授業外のことですから当たり前です。
今日も毎日自学に来る生徒。
3名を個別で講師に見て貰いました。
来てくれさえすればこう言った事も出来る。
少なくとも、家でダラダラとした時間を過ごすよりは自学に来て勉強をして欲しい。
私は口うるさくそこは言います。
点数が高い生徒には言いません。
何故ならば彼らは言わずとも来ますから。
点数の低い生徒達もかなりの数来ます。
私に怒られて来る生徒もいれば、保護者様が毎日送り迎えで早く来てくれる場合もある。
中途半端な生徒ほど、自学には来ません。
来ないのは良いのですが、点数を落とし始めても全く変化がない。
怒っても次の日だけ。
私は生徒をお金だと思った事はありません。
だから真剣に怒ります。
中1生と中2生の場合は、2週間に1回。
土曜日の模試の後で、1人1人に話をします。
低い点数を取ったのに笑い顔などしていれば、本気で怒ります。
笑う所ではない。
常に私ももう1人の塾長も真剣なんです。
でなければ、卒業まで残った生徒全員を志望校の学力に引き上げる塾はやれません。
国語
塾生評定平均
4.79
数学
塾生評定平均
4.91
英語
塾生評定平均
4.87
社会
塾生評定平均
4.96
理科
塾生評定平均
4.91
5教科評定平均点数
24.4/25点満点
(中3生期末テスト塾生平均点)
国語 96.6
数学 94.0
英語 94.8
理科 93.7
社会 95.1
5教科 470.2点
この結果になるまでに、どれだけ中3生が努力して来たか。
私は常に本気。
怒られて泣いていた日もあります。
その積み重ねがこの数字達。
この生徒の中に「お客さん」はありません。
麻布学院の生徒はいても「お客さん」はいない。
彼らは努力をしてこの数字になりました。
塾がプラスして生徒に出来る事は、全て自主性の中にあります。
我々は常に真剣です。
その事は入塾面談で保護者様にもお話をしています。
その結果が中3生の成績。
甘い訳がありません。
我々は真剣な大人ですから。
「お客さん」ではなく生徒です。
その気持ちが強いからこそ、中3生までに成績を引き上げる事が出来るのです。