夏期講習は中3生の成績を一気に引き上げるために全力を出していました。

私はどうしても中3生。

受験生を中心に考えなければならない立場です。

 

中3生。

春の模試で惨敗。

全体的に悪くはないが良くはないという状態。

 

 

保護者様も心配なさっていました。

評定はきちんと取っている生徒が多いので、点数さえ引き上げれば良い。

私はそう思っていたので焦りは全くなし。

 

昨年度の中3生は、どうしても冬までかかる成績であったため、本当に生徒も我々も苦労しました。

 

それもあって、今年は中3生にフルパワーの私を夏期講習で見せて来ました。

 

まだ五橋中の成績は出ていませんが、今の所、定期テスト平均点は470点超え。

模試も連続で素晴らしい成績。

全員がナンバースクール以上の合格判定。

 

偏差値70超えだけでも10名以上。

 

実力テストでは、ほとんどの生徒が校内上位10%以内。

1名当てはまらなかったののが残念ですが、それ以外の生徒は校内上位20%以内。

 

 

このまま、きちんと集中出来れば、今年の生徒達、本当に凄い受験結果になるはず。

 

しかしながら、中2生・中1生。

中2生に300点台が2名。

中1生に300点台が1名。200点台が2名。

 

この5名だけならば、焦らずしっかりと基礎固めをして行く事が唯一の方法なので、諦めずしつこく教え続ければいずれ徐々に徐々に上がって行きます。

 

生徒には個人差がある。

小学生で頭角を現す生徒もいれば、中3生の冬までかかる生徒もいる。

 

麻布学院は、入塾テストがありません。

小学生の時と違って中学になれば、順位という物が出ます。

授業のスピードも教科書の内容も小学生とは段違い。

 

小学生の時点で大きく後れが出ていれば、時間は数年単位でかかります。

受験まで長いスパンで考えなければいけない。

 

まずは自学に来て、落ち着いて勉強をする事から始めなければいけません。

子どもたち自身が、小学生からの低い点数に慣れ過ぎていて、問題意識が希薄です。

 

ですから点数ではなく行動について、問題意識を持たせる事から始めるのが麻布学院。

上位層はきちんと自学に来て、毎日授業も受けて授業後も自学して帰る。

 

自分達は点数が低いのに、自学にも来ていない。

これでいいのか?怒られてしまうのではないか?

 

このような疑問を持たせる事が出来れば行動は変わります。

ですがこの疑問を持たせるには保護者様の協力は不可欠です。

よろしくお願いします。

 

 

私が問題だと思っているのは、中途半端な中間層と先程の5名のうち300点台の2名。

完全に怠けた事が原因です。

 

これではいけない。

数字と結果が出たのだから、それを反省する事が大切。

 

中途半端に点数を取っているから本人たちがさほど気にしていないのが大問題。

 

 

ここに切り込まないといけないのです。

どうした物か・・・

 

中3生の成績をこのまま保ちながら、中1生・中2生の学習意識向上も同時並行で。

保護者様面談も頑張りながら。

 

 

超人的な事ですね。

でもやらないと、大変な事になりますから。

 

 

何とか塾長2名で役割分担をしながら、中2生・中1生の学習意識改善をやらないと。

今回の点数。

きちんと問題意識を持たせないと、繰り返しになります。

繰り返すどころか、中2生・中3生になればもっと下がり始めます。

 

 

ここは、力の入れどころ。

 

平均点がそれ程低い訳ではありません。

入塾テストをやっていない塾の中では上位クラスの平均点でしょう。

 

しかしながら中間層。

まだまだ余力を残してこの点数にしてしまいました。

 

大反省です。

 

 

夏期講習前までは、中1生・中2生に集中して来ました。

夏期講習からは受験生に集中していました。

 

やはり、今年の中1生はまだ子供が多いようです。

中2生は生徒数が少ない。この少ない生徒達を1人1人育て上げなければ点数は上がらない。

 

 

オンラインも含めて同時進行で3学年。

面談もしながら。

 

最大限努力しないといけませんね。

今がその時。

 

頑張ります。