麻布学院は入塾に対して、入塾テストも評定の縛りもありません。
保護者様、生徒のどちらかが熱意を持って成績を上げたいと思ってくれているのであれば、入塾を認めて来ました。
これからも変わりません。
成績が大きく落ち込んでから麻布学院の門を叩く生徒も沢山います。
そういった生徒の保護者様。
焦る気持ちは分かります。
分かりますが、そんなに早く結果も数字も出る物ではありません。
麻布学院の中3生の実力テスト結果。
それを考えて見て下さい。
確かに、ほとんどの生徒が校内10%以内。
一番低い成績に甘んじた生徒でも、一般に上位層と言われる校内25%以内です。
この生徒以外は校内20%以内にきちんと入っています。
ですが、この生徒達も中1生・中2生の時にそこまでの成績だったかと言われたら違います。
中2生後半、中3生になる直前。
そのタイミングで入塾して来た生徒もいるのです。
そのタイミングで入塾してくるという事は、何かの問題を抱えている生徒だという事。
もどかしくなるのは分かります。
我が子の成績は気になる。悔しくなる。
自分の思い描いていた方向と違う方に流されて行く。
そう思うといてもたってもいられない。
そうなってしまうのは分かります。
ですが、勉強をするのは生徒。保護者様ではありません。
1つ1つクリアして行っている最中。
その問題を、1年間・半年かけて徐々に徐々に解決していくことで今の成績になっています。
しかも中3生と中2生・中1生では心構えも違います。
私が問題ないと判断しても、もっともっとになってしまうのは分かります。
ですが、宮城県で一番厳しいと言われている麻布学院の基準。
その基準で大丈夫と判断している生徒にそれ以上を求めるのは、時間がまだ早いという事。
遅れはそんなに早く取り戻せはしません。
麻布学院ぐらい、丁寧に考えて成績を上げる塾でも同じ事です。
保護者様が疑問を持ちながらも、放置してしまっていた時間と同じだけ。
それよりも場学なる生徒もいます。
疑問を持った時に動くべきでした。
その時ならば、早く回復できる。
でも保護者様。
その時は、子どもの意志を優先していたのでは無いですか?
疑問に思いながらも、不安に感じながらもそのままにしていまったのではないですか?
遅れが出てしまったならば焦らない事です。
麻布学院は中3生までに必ず形を作る塾ですから。
きちんと毎日授業に来て、毎日自学をしてくれるような生徒であれば問題はありません。
逆に中学生になると反抗期も重なります。
言い過ぎて居直られてしまうと大変!
誰が何を言おうと聞く耳を持ってくれなくなります。
我慢できる部分は我慢してください。
我が子が心配なのは分かります。
ですが保護者様の焦りは大抵、解決する物ばかりです。
そこまで焦るならば、なぜに遅れが出た時に動けなかったのか?
その部分を含めて、時間を与えて上げて下さい。
必ず形にはなりますから。