学年1位を目指さない生徒が5位以内になることは難しい。
人数が少ない学校ならばあり得るけれど。
学年10位以内を目指して学年10位以内になる生徒は目指すらしい。
学年3位以内を目指している生徒が10位以内になる。
上位層は常に学年1位を目指さないと10位以内にも入れない。
最低でも3位以内。
それを本気で考えている生徒が学年10位以内になるのです。
中1生の最初の定期テストくらいですね。
目標無しに上位になれるのなんて。
麻布学院では生徒全員にいつも言い続けています。
定期テストの点数が、中間でやっと400点を超えた生徒。
今回の定期テスト前。お母さんが心配してメールをくれました。
今回は今の所、英語85、理科90点。技術家庭95点。
国語と数学は自信があるらしいので、社会しだいせしょうか。
英語の85点が痛い。
模試できちんと450点を超える点数を叩き出すまで成長していましたので、同じ程度の点数にはなるとは思っています。
子どもにはそれぞれペースがあります。
徐々に徐々に上がる生徒もいれば一気に上がる生徒もいる。
私はこの生徒。
定期テスト前に、今回は取れるはずと言い続けて来ました。
450点に届けば嬉しいですね。
子どもには成長の遅い生徒もいます。
夏期講習で一気に伸びる生徒もいる。
400点やっと届いた生徒に、450点を期待する。
それは現実に授業中出来ているから。
取れないという気持ち、極度の焦りが悪い点数を呼ぶものです。
彼は模試でまず点数をしっかり上げて来ましたので、定期テストも取ってくるはずです。
取れると思う成功体験が必要なんです。
それは早ければ早いほうが良い。
でもペースは生徒それぞれ。
中2生後半に開花する生徒もいれば、中3生の秋に開花する生徒もいる。
勿論小学生で開花する生徒も。
私の仕事は生徒をそこに引き上げる事。
私は必ず生徒1人1人。
その生徒の出来る限りの頂点に到達すると信じています。
信じていなければ生徒を中3生までに全員引き上げる事なんて出来ません。
中3生の面談。
口々に夏から変わったと言って貰えます。
学力も高く安定して来ました。
中2生・中1生も必ずそこに引き上げて行きます。
子供の成長に合わせて。