麻布学院の上位層。
県内でも毎年トップクラス。
一昨年は、宮城県で受験できる高校の最高峰。
西大和学園にも4名合格者を出しました。
今年も上位の成績は県内トップクラス。
各中学のトップクラス。
ですが私は塾長です。
私は利益が上がれば、生徒数が増えれば。
そう考える塾長にはなれません。
商売人に向いていない。
塾内の平均点も気になります。
平均点が低くなれば夜も眠れなくなる程考えこみます。
最低点になった生徒の点数で悩みます。
考えこみます。
どうすれば上がるのか考えます。
良いところが見えないのに褒める事は出来ない。
せめて自学時間に毎日頑張っている。
そんな姿を見れるならば褒める事も出来るかもしれない。
でも私はそれで褒めたりはしない。
来る事で満足する生徒は成績が上がらない。
麻布学院塾長。
生徒全員の成績に責任がある。
365日。
起きていればずっと塾の事ばかり考え、悩み続けて来ました。
責任の重さ。
考え方を楽にすれば良い。
毎日塾はやめて、個別指導を増やし、多くの言い訳が出来る体制にすれば良い。
来てくれた生徒が楽しく通ってくれれば辞める事もない。
怒る事もない。
楽しんで来てくれているのだから満足度は高いはず。
そんな考え方になれば重荷が無くなります。
ですが私はそうはなれません。
19年間。
ずっと生徒の成績のみを考えて来ました。
数字・結果・実績。
常に重い責任を背負って考え続けて来ました。
楽であった学年など1つもありません。
昨年度などは、本当に疲れ果てた状態でした。
それでも結果が出た。数字が上がった。
実績に繋がった。
それでも塾は毎年、その果たしたはずの責任がリセットされる。
新しい学年が増え、また新たな責任を背負う。
それが塾と言う仕事。
麻布学院塾長という仕事です。
両塾長でも考え方は違う。
私はとことん考え込むタイプです。
今までの実績。
この合格割合。
どの塾も無理でしょう。
19年間変わらずに実績を出し続ける。
生徒数が学年3000人もいれば出来る。
それでも私は100人の上位校合格者よりも残りの2900人。
その中でも、自分が見えない部分の生徒達。
そこが気になって仕方が無くなる。
大手塾を辞めた理由もそこ。
妥協しなければならない部分が必ずある。
私は妥協が出来ない。
だから真剣に怒りもするし、話もします。
保護者様に強い言葉を投げかけてしまう事もある。
妥協できない。
妥協できる正確ならば、とっくに2教室3教室と増やしているでしょう。
私の見えない範囲を作り生徒数を増やして行く。
そもそも志望校を上げる努力はしなくなると思います。
毎日塾も選択制にするはず。
責任を軽くするならそうするはず。
出来るだけ楽しく。
塾に通う事が楽しいと思える環境作りのみに集中するでしょう。
大手塾の時はそれでよかった。
それが評価の対象。
でも麻布学院は、私自身が私を評価する。
私自身は私に対して誰よりも厳しい。
365日、生徒の成績ばかりを考えています。
上位層だけでは駄目。
平均点だけでは駄目。
一番成績が低い生徒が何故m、その点数なのか?
とことん考え込みます。
麻布学院。
妥協できるのであればとっくの昔に毎日授業はやめています。
生徒数を集めるだけであれば、十分な実績は残してきました。
成績の良い生徒だけを集めるのであれば、入塾テストを導入するでしょう。
もう少し生徒数を減らして、その代わりに塾費用を上げて。
でもそれは麻布学院ではありません。
だから常に考え・悩み・焦り。
365日麻布学院の事しか考えておりません。
生徒全員の成績が私の責任。
だから真剣に話す。
真剣に怒る。
中3生になると、全員が志望校に届く。
それは夏から私が毎日授業に入り、様々な事を真剣に生徒と話すから。
毎日毎日、全力の大人が目の前にいれば、生徒は変わります。
中1生・中2生との時間がもう少し欲しい。
私が3人いれば良いのですが、そうもいかない。
今日は中1生に時間を使うつもりです。
このままではいけない。
スタート時は多くの時間を中1生に使ってきました。
中2生にも。
夏期講習からは中3生に集中して来ました。
中1生・中2生の授業時間は中3生の私の授業時間。
雰囲気を引き締める。
例え退塾者が出ても妥協はしない。
退塾になるとすれば、私の気持ちが生徒にも保護者様にも届かなかった証拠。
真剣さが足りなかった証拠。
だから今日は中1生に真剣に話をします。
定期テストで成功をするために。
生徒の評定を1つでも上げるために。
麻布学院塾長の私。
常に成績には妥協しない。
成績優先。
自分自身の責任を重く受け止めて、日々本気で頑張ります。
1点でも高く。
1つでも評定を良く。
生徒の選択肢を1つでも多く。
更なる高みへ!