麻布学院。
入塾テストがありません。
ですから点数を思い切り落とした状態の生徒も入塾して来ます。
麻布学院は、点数の低い生徒の居心地が良い場所ではありません。
拒絶する訳ではありません。
しかしながら、通ってもらえれば塾費用は貰えるという考え方にならない塾だという事です。
成績が低い状態の生徒。
保護者様も他塾で何度も何度もかえようと頑張ってきた方が多いです。
ですが上がらなかった。
我が子の方に問題があると思っている方がほとんど。
ですから、普通に対応して時間を過ごし怒る事もなく通って貰うのが塾的にはベスト。
そういった生徒は、元来点数を上げる事にもう無頓着。
塾側としても定期テストにしぼって、取れる所だけ集中して教えれば、少しは点数も上がり保護者様にも感謝されるかもしれない。
しかし、麻布学院は違います。
このような先に繋がらない居心地の良さは用意する塾ではありません。
塾の雰囲気。
私たちはそれを大切にして来ました。
出来なくてもよい。
出来ないながら必死に努力をしていれば、必ずどこかで爆発する時期が来る。
過去19年間、卒業生の全員を鍛え上げ育て上げて来ました。
ですから、点数が低い生徒にも努力は求めます。
当たり前に怒りもします。
誰よりも努力をすべきなのは、点数が低い生徒達。
生s系の良い生徒は怒られなくともやれる。
差は開く一方。
自分には関係の無い話。
そう思わせてはいけない。
どんな生徒でも麻布学院の一員です。
空気感を作る大切な一員。
だから我々は点数の低い生徒を放置しません。
怒ります。
点数が低い事は仕方ない。
それをわかっていて入塾を認めたのだから。
ですが、点数を上げる努力が見られない。
する気すらない。
そんな生徒には怒ります。
しつこく言い続けます。
そのしつこさが、毎年中3生の逆転合格を生んで来ました。
点数が低いからといって居場所を無くしてはいけない!
しかし、点数が低く努力をしない、しようともしない生徒が居心地の良い場所にはならない。
麻布学院は兎に角、諦めません。
しつこくしつこく。
そういった姿勢。
必ず伝わる物です。
辞める生徒がほとんどいない。
麻布学院は点数の低い生徒に取って居心地は良くない。
でも変わりたいと思って努力し始めているのは確か。
自学時間はきちんと最後まで残って帰る。
そこは徹底してみんな頑張っている。
普通ならば強制されない自学時間。
やる気が全くないならば帰るはず。
少なくとも塾の空気。
我々の本気度は理解してくれている。
まずはそこから。
本来は自分だけでも帰りたいはず。
それが出来ない。やれる雰囲気が周囲に無い。
居心地は良くないはず。
でも何とか変わろう変わろう!
輪を乱さないように出来る範囲はやろう!
そう考えているからこそ自学時間にもきちんといるし、塾もサボらず毎日来る。
最初はそれで良いのです。
そこからがスタート。
麻布学院は点数の低い生徒の居心地は良くない。
それは本来こう書くべき。
麻布学院は点数が低いままでも良いという生徒の居心地は良くない。
そこに至るまで、保護者様のご協力もたくさん頂いています。
ありがとうございます。
「とにかく塾に行け!!」「自学に行け!!」
この一言だけで良いのです。
麻布学院の塾の空気。
それがいつか、必ず作用して変えてくれる日が来ます。
そう時間はかかりません。