麻布学院本校は、適性生徒数60名前後と考えています。

それ以上になると、結局全体的に成績を上げる事が困難になって行きます。

 

一昨年にそれを体験しました。

 

今の生徒数を維持し、大々的に小学生を募集。

小学生から超先取り授業で、仙台二華のペースよりも大分速いペースで中学生の内容を進め、中学生になると上げる事が最も困難になる国語に力を入れる。

 

今年の中1生で、小学生入塾時、勉強が苦手だった子どもたちも一定の成績を出してくれました。早く入塾してくれれば、対応は出来ます。

 

 

しかし、小学生から無条件に生徒を集めると、長いスパンで成績を上げなければならない生徒も多数入塾して来ます。

 

そのほとんどが今回の定期テストで結果を出しました。

 

 

出来る限り、小5・小4・小3で入塾してくれたなら。

最近切にそう思っています。

 

 

それでも結果が出ない生徒が存在したのも事実。

学年生徒数が23名もいれば、400点を割り込む生徒がいるのは普通。

 

そう考える事が塾業界では普通でしょう。

多く生徒を集めに集めて、上位層が入って来れば良し。

成績が上がらない生徒については、出来るだけ触れないようにする。

コミュニケーションで楽しい雰囲気を作ったり、完全個別指導に移行して更に料金が上がる。

 

大手塾ならば、それが普通。

当たり前の事。私でもそうしています。

 

 

でも、麻布学院は嫌なのです。

生徒の60%が450点を超えていようが、中3生の66.6%が校内上位10%以内だろうが。

 

300点台の生徒が、麻布学院のやり方でも存在している。

ここを放置して、授業料だけを得るという事が正直、保護者様に申し訳ない。

 

自学演習に来る事を働きかけたり、自学時間に講師をつけて授業を頻繁に個別指導で行なったり。

自学時間の授業振り替えは常に3名以下。

一般的な個別指導塾のやり方と同じです。

 

それを毎日毎日、無料で行っています。

追加料金は一切頂かず。

 

本日も早く自学演習に来た中1生に個別指導で授業を行っています。

何とか成績に繋げたいのです。

 

利益には全くなりません。

逆に講師の時間給は塾の負担です。

 

そうであっても、300点台になっている生徒をこのままで放置できない。

 

小学6年生の後半に入塾しようが、小学4年生から入塾しようが同じ結果を出してあげなければならない。

 

そう思って必死にやって来ました。

 

中には本当に長期的な視野で上がって行く生徒もいます。

今年の受験で仙台高専に合格した生徒のタイプです。

入塾時、校内最下位レベル。

 

怒ったり褒めたり、まずは学習意識から変えて行き、中3生後半で成績が爆発的に伸びる。

 

多賀城高校にトップレベルで合格した生徒も同じ。

中1生の時は、生徒数がそれ程おおい中学ではないのに、三桁中盤。

それでも毎日自学に来るように促し、中3生で400点を超えて校内27位に。

 

 

麻布学院は兎に角、しつこい。

しつこくしつこく厳しく、時に褒め。

毎日のように声をかけ続けます。

 

点数の低い生徒の保護者様には2つのタイプがあります。

 

そこまでの成績は期待していないタイプの保護者様。

この場合は、子どもにその考えが伝わってしまっています。

ですから子供もある程度で手を抜き始める。

 

もう1つのタイプが非常にせっかちな保護者様。

我が子が上がるには時間がかかると理解していないので、1つのテストに右往左往してしまい、塾を次々に変えてしまう。

 

 

麻布学院は厳しい塾。

おそらく宮城県で一番と言っていい程、授業中・テスト後は厳しい。

 

前者のタイプには、対応できます。

それが先にご紹介した昨年度の受験生2名の保護者様のタイプ。

 

どうしても上げるのが厳しい事情のある生徒でも、宮城農業に行った生徒2名中2名が東京農大。

仙台工業4名のうち3名が受験首席。

多賀城高校は今まで全員合格。

それも上位で。

全員が進みたい道に進んでいます。

 

中3生まで長いスパン。

麻布学院はきちんと考えています。

 

早急に上げる事が出来ない生徒もいる。

そういった生徒には、保護者様から授業料を頂いている分、塾も個別指導を自学時間に多く入れたり対応を最大限しています。

 

大手塾の場合ならば、個別指導を導入した時点で授業料が跳ね上がるはず。

 

麻布学院は、何とかしたい。

せめて中3生になった時に、多くの選択肢が残せるように。

 

 

特に、先ほど書いた保護者様のタイプの後者だと感じている方がいるとすれば、麻布学院は必ず最後までいる生徒の成績を形にします。

 

長いスパンで成績が上がって行く生徒も存在します。

少しずつ少しずつ上がって行くタイプ。

 

 

麻布学院はそういった生徒を放置しておりません。

 

 

中3生で入塾した、4月の模試で塾内最後列(麻布学院は模試の点数が席順)に並んでいた生徒が今回の定期テストでは学年2位になりました。

 

入塾後、出来るだけ少人数で個別指導も織り交ぜながら一気に上げて来ました。

そういった事例もあります。

 

 

ですが、時間が相当かかる生徒もいます。

麻布学院は入塾テストを行いません。

 

個人塾にそれほど最初から点数の高い生徒が集まると思いますか?

そかも麻布学院は60名前後で極端に生徒募集を止める塾です。

 

 

300点台ならそれで良いではないか。

私はそう思えない。

 

思えないからこそ、麻布学院のような塾を19年間も続けて来ました。

 

 

学年順位がほとんど判明した状態の本日。

毎日授業に入っている中3生以外の中1生・中2生全体に話をするつもりです。

 

厳しいからついて行けない。

あそこまの学習量はついて行けない。

生徒たちの学力が高すぎてついて行けない。

 

 

そう考えて体験の時点で去ってしまう生徒さんも沢山います。

それはそれで仕方ない事。

 

 

麻布学院は妥協が出来ない塾なんです。

妥協などしたくない。

 

宮城農業の上には仙台工業があり、その上に東や多賀城があり、その上には三桜・宮城野があり、宮城野の上には南や向山がある。

 

生徒には常に上へ上へ目を向けてもらいたい。

 

そこまで来れば選択肢は沢山あります。

 

 

今年の仙台高専に合格した生徒(評定は限りなく3.0に近い成績でした)

今年の多賀城高校にトップクラスで合格した生徒(受験370点超)

 

 

子どもたちには1人1人個性があります。

最後には形にする。

 

麻布学院は常にそうして来ました。

 

 

生徒が60名を超えている個人塾ならば300点台がいるのは当たり前。

そう思いたくない。

 

中3生になった時に400点台。

校内で10%、15%、20%以内の生徒に育て上げたい。

 

 

麻布学院は常にそれを忘れません。

 

徐々に徐々に上げて行く生徒もいます。

点数は下がっても校内順位が上がっていたり、実力テストでは校内で上位になったり。

 

生徒1名1名個性があります。

 

麻布学院はその個性にあわせて成績を1人1人上げています。

ほとんどの生徒が、短期間で大きく成績を上げますが、そうでない生徒もいます。

 

 

できれば小学生の低学年から預けて下さい。

仙台二華よりも速いペースで、生徒を育て上げます。

 

今年の座部予備校の大学受験。

 

(麻布予備校)

受験生8名

 

一橋大学経済学部

東北大学医学部医学科

東北大学薬学部

東北大学工学部

宮城教育大学教育学部

早稲田大学教育学部

明治大学政治経済学部

立教大学理学部

東京理科大学理工学部

芝浦工業大学システム理工学部

東京都市大学理工学部

日本女子大学人間社会学部

 

生徒数8名の高校だと考えて見て下さい。

倍率がものすごく高い、難関校になっていると思います。

 

 

麻布学院は長いスパンで上げる生徒もいる。

きちんと徐々に徐々に。

短期間に出来る事も毎日コツコツと。

 

 

麻布学院は妥協ができません。

出来ないからこそ、この生徒数で毎年止まるのです。

 

在籍する生徒を1人1人。

上がる生徒派一気に!

長いスパンで考える生徒はコツコツと。

 

 

1つ言える事。

どちらの場合でも、他塾とは全く違う、長時間勉強をする体力。自主性。

この2つは入塾した瞬間から出来上がって来ます。

 

本来はこれが出来ない生徒の保護者様が沢山いて、悩んでいる事と思います。

麻布学院はこの2つ。

 

最低でも身につきます。

 

大学受験の時に、その体力で大きな差が出る。

 

(麻布学院出身生徒のおもな進学大学)

東京大学理Ⅲ、東京大学、東北大学医学部医学科、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛医科大学、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、横浜市立大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、新潟大学、琉球大学、宮城教育大学、宮城大学など

 

慶応義塾、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、日本女子大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、岩手医科大学、芝浦工業大学、日本大学、駒澤大学、専修大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学など

 

海外

イエール大学 北京大学 オックスフォード大学 コロンビア大学

 

 

保護者様もどうか長いスパンで考えなければならない子供もいるとご理解ください。

麻布学院は長期的に、出来る事を最大限。

 

きちんと数字・結果・実績に結び付くよう、考えて計画を立て頑張ります。