受験における調査書点。
国語・数学・英語・国語・社会
全部で25点満点
体育・美術・技術家庭・音楽
20点満点×2=40点満点
これを中1生から中3生までの学年評定を全て加算。
満点は195点満点。
これが宮城県緒の調査書点。
分かりやすく言えば受験に関係する内申点です。
これを見ても分かるように、体育・美術・技術家庭・音楽などの4教科は非常に重要。
中学によっては、麻布学院の近隣中学のように、音楽や美術は学力テストが実施せず、授業内容でのみ評価される教科もあります。
実技100%のような言い方をする先生もおります。
では、美術的才能、運動能力、音感、手先の器用さだけでこの4教科が決まるか?
そうではありません。
学校の先生は、この4教科だけではなく9教科全てにおいて、一番評価しているのが授業に対しての積極性です。
運動能力に不安がある生徒でも、常に準備運動から一生懸命。
道具の出し入れの手伝いなど、授業への積極的貢献。
このような部分が大きく評価されます。
授業外での積極的な質問などは、音楽・美術が苦手な生徒はすべきです。
技術家庭などは、授業中にアドバイスを積極的にしてもらうなど、実技実習時間の行動で評価が大きく変わります。
学校の先生に質問をする。
これは5教科だけに限られる事ではありません。
むしろ、体育などの4教科こそ、積極的に参加し質問をし練習を重ねるべきだと私は思います。
麻布学院でも、積極的姿勢が常に見える生徒は、校内順位がそこまで高くなくともオール5の評定を貰えている生徒もいます。
期末テスト前に質問するのではなく、普段の授業中や授業終了時に積極的質問をする生徒が評価されています。
他の都道府県では、中3生の評定のみという所もあれば、評定は全く考えない枠があるという所もあります。
宮城県の場合、中1生から全ての評定が受験に関係して来ます。
評定関係なしに、5が並ぶ通知表は美しいですよね。
実技力に欠けるのであれば、いかに授業に参加し貢献するかを考えて、常に真剣に授業に取り組みましょう。